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インドネシア学習者が不公平な判決を受ける(写真)

 文/インドネシアの大法弟子

 【明慧ネット2005年5月4日】2005年4月28日、インドネシア法輪功学習者は、中国大使館前で陳情を行った際、警察によって強制的に退去させられた上、不公平な判決を受けたため、国家人権独立組織機構に提訴を行った。

         アジア・アフリカ会議50周年記念首脳会議を行っているビルの前で陳情

警官によって運ばれる学習者 ならず者が群衆の中で振舞う   2005年4月23日        同 左

 2005年4月23日と25日の両日、インドネシアの法輪功学習者は、静かに座り陳情を行った。最初に、アジア・アフリカ会議50周年記念首脳会議を行っているビルの前で行い、次に駐インドネシア中国大使館前で「真・善・忍」および「全球公審江沢民」と記された横幕を掲げ、拷問を実演して中共の法輪功に対する迫害を公表すると共に、集団煉功などを行った。この2回目の活動は直ちに警察によって強制的に退去させされ、12名の法輪功学習者が24時間拘禁された上、供述を録音された。ジャカルタ南部の初級裁判所で、12名の法輪功学習者が起訴された当初の理由は、基本法令第510号の「公衆秩序の妨害」に反するということであったが、後に裁判官は警察側の主張により、1988年第11条地方条例「緑化地帯の空き地の占用」に違反したという理由で罪状を決定し、28日午前すべての被告が欠席している中、12名の法輪功学習者に対して、2ヶ月の拘禁執行猶予6ヶ月という判決を下した。

2005年4月25日数名の警官が平和的に陳情を行っている法輪功学習者を強制的に移動させた

 警察側の異常な行動は、法輪功学習者にだけではなく、法律支援機構の弁護士であるカート氏でさえも意外と思い、「法輪功学習者は、いつも平和な方式で陳情を行っていることを誰でも知っている」と率直に述べた。初級裁判所の口頭弁論において、被告の弁護に立ったカート氏は、「法輪功学習者は、中国で法輪功学習者を残酷に弾圧していることを止めさせるために、平和的に陳情を行っているものであり、このように迫害の行為を公表することは、偉大な行為と言えよう。インドネシア憲法も、すべての公民の言論自由という権利を守っているのではないか」と述べた。

学習者は大使館前で「中国は法輪功学習者への迫害を中止せよ」と書いている看板を持って陳情 法輪功学習者は4月25日ジャカルタ在駐の中国大使館前で静かに座禅を行い、法輪功に対する迫害を止めるよう求めた

  中国大使館の圧力により、警官は横幕を奪い取り、合法的な請願活動を中止させる

警官は法輪功学習者を強制的に連行する         同 左  強制的に移動される学習者

 数名の法輪功学習者らは、暴漢らしき者に手荒にされたり、活動を行う数日前から電話で威嚇を受けたり、ポケットベルでも威喝性のある内容を受けており、相手方は、ある組織のメンバーであると自称したと言った。電話は、胡錦濤主席がインドネシアを訪問する期間に、法輪功学習者の陳情やデモなどの行為を禁止せよという内容であったが、いずれも口調には威喝性があったと言う。このことにより、被告弁護士のカート氏は、事件は胡錦濤主席のインドネシア訪問に密接な関係があると判断している。報道によると、中共はインドネシアに数億ドルのODAを与えることを承諾したと言う。

 カート氏は、2ヶ月の拘禁という判決について、「最初に提訴した理由と異なり、この面で法的な漏れが多い」と述べた。また、国家人権独立組織機構の代表は、「法輪功学習者は、このような不公平な判決に対しては、上告すべきであろう」と述べた。現在、法輪功学習者は高等裁判所への上告を検討している。


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/5/4/101122.html

(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/5/5/60368.html