脱党の勢いに乗じて 早く世の人々を救い済度しよう
文/安徽大法弟子
【明慧ネット2005年3月28日】師父の新しい経文を勉強して、真相を伝える時、『共産党についての九つの評論』について言及することで、「政治に参与している」と誤認されることはないだろうか、と思わず困難を恐れる気持ちや不安が生じてきた。しかしその後に、親友の家や公共の場所で人々と接する際に、「保先教育」(注1)の話を始めると、聞いた人たちは思いのほかに早くも「すでに腐敗したものを、再び冷蔵庫で冷凍しても、もう遅いのではないか?」(注2)と嘲笑しながら、自然に共産党の腐敗及びその党への極度の憎しみや嫌悪感を語りだした。私が中共の歴代における殺戮運動を話し出すと、彼らもそれに応じて「反右」、「大躍進」及び「文化大革命」の話を続けさせた。私がそのまま「天安門64事件」における弾圧、法輪功に対する迫害及び宣伝のでっち上げについて話し出すと、彼らも肯きながら、「これらの事件は、その名誉を回復する日が必ず来るだろう」と言った。そして私は「あるいは中共は将来、ソビエト、東欧のように解体するかもしれませんね。共産党がなければ、人々はさらに落ち着いて生活し、楽しく生きていけたのにね」と言うと、彼らも「ソビエトはもともと悪くはなかったのですが、スターリンが独裁を強行して、自分の勢力を拡大し、他の政治家たちを全部支配下にしたからですよ。誰かさんが学んでいるのはまさにスターリンの二の舞じゃないですか?」と続けて語りだして、私以上に詳しく知っていることには驚かされた。
特に「保先」活動に参加するように強いられた退職した党員たちと出会い、「保先」における学習の話になると、苦情を言うのはいつものことである。週に3回参加するほかに、選べる道はないらしい。「今、一年以上(注3)党費を払わず、そしていかなる活動にも参加していないのに、脱党させてもらえないのです。もう党の規則などどこにもありません。解決してもらいたい問題があると、彼らは却ってあなたを無視するようにします。今大多数の人々はこの学習に対して非常に反感を持っているんですよ」との苦情だった。
人々はこの種の活動の形式自体についても、その背景を考えているようである。それに党の“公文書”の中でも、生死存亡の時がやってきたと述べている。そのため共産党が消え去ることに対する事前の覚悟もできているようである。たくさんの人もサイトを見ており、私は海外で共産党を評論する際に、脱党のブームが引き起こされたことを話した後に、彼らにサイトで仮名でも脱党できることを教えた。
真相を伝えていくうちに、自分の最初にあった心配は無駄だったことが分かってきた。中共が滅亡するのは天の意であり人々の願いであり、天象が明らかに示したように、それは大勢の赴くところである。共産党は「保先教育」を瀕死のあがきとして、すべての党員を一緒に墓場まで連れて行こうとしている。この人たちがそのために淘汰されるのをみすみす無視することはできない。私たち大陸の大法弟子たちも、海外のマンハッタンの弟子たちが真相を伝えているように、皆で協力し合い、全体で協調することで、この邪悪の毒害から衆生を救い済度しなければならないのである
そのため、大法弟子たちがすべての正時に5から10分の発正念をするように提案したい(寝る時を除いて)。いまだに身分を公開していない大法弟子も、理性を持って真相を伝えることができる。できれば話題を出して、聞き手の皆が興味を引くことで、共感し、皆で語り合う中で、裏で話の進行役となり、最後は共産党の邪悪を暴きだす結論に結びつけることで、世の人々の有害な要素を取り除き、そして手紙を出す方法を通して、世の人々に脱党の方法や必要性を告げることが望ましい。
私たちは自分の親戚や同僚以外にも、公の場で常人に対して真相を伝えることができる。たとえば自転車を修理してもらう時に、世間話をして、共産党の腐敗、今行われている「保先活動」、脱党のブームや『共産党についての九つの評論』について言及することで、その人に法輪大法の素晴らしさを告げてから、その人もまた他人とこれらの話をすることで、より多くの人々が真相を知るようになる。
私たちが根気よく続けさえすれば、社会全体が『共産党についての九つの評論』を読み、脱党について語り、脱党の声明を書くブームを引き起こさせ、そしてより多くの世の人々を救い済度することができるようになる。
翻訳者による注1:「保先教育」とは、「共産党党員の先進性を保持するための教育活動」の略称である。
翻訳者による注2:「保先教育」の中の“保先”という単語の中国語の発音は、中国語の“冷凍”と同じ発音をしている。
翻訳者による注3:本来であれば、中国の共産党規則では、半年以上にわたって党費を納めなければ、自然に脱党したとみなされていた。
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/3/28/98269.html)
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