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新唐人テレビとユーテルサット社との契約更新の交渉は引き続きの支援と注目を必要としている

 
 【明慧ネット2005年5月2日】中国共産党の圧力により、ユーテルサット社(注1)が、新唐人テレビ局とのアジア向け放送の契約更新を拒否したことが伝わってから、世界各地で新唐人テレビ局を支持する視聴者と民間団体が強力に呼びかけ、同時に、多くのアメリカと欧州議員及び国際媒体がユーテルサット社に対し、強烈な非難と圧力を加えた。これにより、ユーテルサット社は、新唐人テレビ局のアジアでの地区放送契約における暫時的延長に同意した。現在新唐人テレビ局は、ユーテルサット社との長期契約の締結に努力している。これについて、明慧ネットの記者は新唐人テレビ局のスポークスマンであるキャリー・ホン氏にインタピューした。キャリー・ホン氏は、交渉は依然として中国共産党よりの妨害を受けており、善良な多くの人々の引き続きの支援と注目を必要とすると表明した。

 本部をニューヨークに置いた新唐人テレビ局は、公正報道、真実を伝えるという原則を以って、中国共産党が極力封鎖してきた、華人と緊密な関係がある大量な情報を、詳細かつ正確に報道してきた。例えば、“江沢民が中国の領土を売る”、“六四の真相”、“香港の二十三条立法に反対”、“民間権利擁護活動”、“SARS”、”法輪功の真相”など。

 中国共産党は1999年より法輪功への迫害を始めた。一貫して情報を封鎖し、国家の全ての宣伝機関をコントロールし、デマを飛ばし、法輪功を中傷し続けてきた。新唐人テレビ局は法輪功が世界各地で広く伝わっていること、特に中国で受けた残酷な迫害に関して、如実に、突っ込んだ報道をした。目下、新唐人テレビ局は、ゴールデンタイムに、共産党の邪悪の本質を全面的、系統的に暴露した“共産党についての九つの評論(略称:九評)”を報道している。“九評”により引き起こされた中国共産党脱退者が激増していく様子など最新の情報も報道している。これらは、疑いもなく中国共産党が恐れていることである。

 中国共産党は、昔から、メディアを厳しく管理し、民主自由を支持するメディアに対しとりわけ力を入れて封鎖してきた。つまり、新唐人テレビ局は、ユーテルサット社のW5衛星を通して、アジアと中国大陸の民衆に24時間に渡り、暗号化されておらず、暗号電文を解読する必要もない信号を転送している。まるで、中国の上空に自由の天窓を開設したに等しい。

 今回の件について、新唐人のスポークスマンであるキャリー・ホン氏は、以下のように述べた。
 
「中国共産党は、新唐人テレビ局の信号が中国大陸の上空を伝わることを非常に恐れている。過去、西洋社会の多くの国は真実の情報、中国共産党に汚染されていない情報を中国大陸の民衆に伝えてあげたかったが、どれもそれを実現できなかった。しかし、新唐人テレビ局は実現できた。新唐人テレビ局が非常に重要な役割を果たしていることが分かるでしょう。」
 
 「中国共産党は、ユーテルサット社に多くの圧力をかけて、交渉に大きな困難をもたらした。しかし、新唐人テレビ局の放送を打ち切ることが伝わってきてから、社会各界と国際社会の強烈な反響を呼んだ。今現在、ネット上で、新唐人テレビ局を支持する署名をした人は、7万人を超えた。多くの中国大陸の視聴者はユーテルサット社にメールを発信し、新唐人テレビ局に対する支持を表明した。131個の非政府組織、華人社会団体は、ブッシュ大統領がこの件に関心を寄せるように、連携でブッシュ大統領に陳情書を提出した。93名のアメリカ国家議員は、ブッシュ大統領に請願書を提出し、新唐人テレビ局の中国上空での放送を保証するよう求めた。そのほか、60数名の欧州議員は、ユーテルサット社のCEOに手紙を書き、「私たちの共同の責任を守り、欧州の価値と協議を擁護し、‘衛星の窓’をもっと広く開ける。」ことを求めた。」

 「世界各地からの新唐人テレビ局への多くの支持が、今回の延長同意に至った主な要因である。暫時的延長は短いが、これは、歴史上初めて、民間の力が邪悪な圧力を抑制することができた、かつてないものである。」

 「中国共産党は、昔から、新唐人テレビ局を妨害し続けてきた。以前の会社は脅迫と圧力を受け、脅迫に屈服し、新唐人テレビ局の番組放送を停止した。今回、中国共産党は、目的を達成することができなかった。みんなで立ち上がって、社会各界の正義の声を上げ、新唐人テレビ局を支持したからこそ、ユーテルサット社は、ある程度の譲歩をし、交渉することに同意した。」

 「今、新唐人テレビ局とユーテルサット社との交渉は、まだ妨害がある。各界の人々が引き続きこの件に注目し、引続きユーテルサット社に手紙を書いたり、ファックスを送ったり、ユーテルサット社の世界各地の支部に請願に行ったりし、引続き新唐人テレビ局のホームページで署名をするよう願っている。」

 「多くの人々の新唐人テレビ局に対する支持が非常に重要な役割を果たしていると思っている。中国の上空の“天窓”を永久に開けるように、もっと広く開けるように、多くの人々の引続きの支援を必要とする。」

注1:ユーテルサット社はヨーロッパ通信衛星会社で、本社はパリ。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/5/2/100972.html

(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/5/7/60453.html