日本明慧


自分をよく修めてこそ、より多くの衆生を救い済度できる

 

 文/延邊大法弟子 一梅

 【明慧ネット2005年5月28日】私とZさんは共に1996年に修煉を始めた。私達は大法の奥深い内容に感銘し、非常大切にしていて、自分自身を厳しく律し、互いに励まし精進した。それによって、私達は法理に対して更に高い次元の理解に辿り着き、修煉に伴うエネルギー場もますます大きくなった。当時、私達の子供は共に十七、八歳だった。私達は自身の修煉を励むと同時に子供達にも真・善・忍の法理を話し、身を持することを教え、大法に同化し修煉の道を歩んで欲しいと期待した。私達が持っている正しい気風の素因に影響され、子供達の行いも良い方向へ穏やかに進んだ。ちょうどこの時に迫害が始まった。私とZさんは共に法を正す行列に参加した。私達は自分自身の修煉を更に励む他に真相を伝え、衆生を救い済度することもした。私達は真相を伝えた最初の対象が子供達だった。日ごろ大法の話を聞いている子供達は真相について早くも理解した。更にあらゆる機会を利用し、私達の真相説明を積極的に手伝ってくれた。悪人警察官が私を拉致しようとした時でも、その場にいた息子はちっとも恐れなかった。その後更に、悪人警察官の目をくらまし、何人もの学習者を安全に逃してあげたのだ。私は今でも子供達の正念の下に行った正しい行動に心から嬉しく思っているのだ。彼らの正念と正しい行動は、全て大法の威力に由来するもので、私達が修煉のよって生じる正念の場の威力であるのだ。この場がなければ、子供達は極悪が横行する世の中で、いとも簡単に汚染されてしまうのだ。

 強制労働収容所で長期に亘る迫害の中で、私とZさんの正念が緩んでしまった。正に師父がおっしゃった通り、「あなたが良く修めていないから、彼らも良くならないのだ。あなたは取り除かれていない多くの執着心が、彼らを邪魔しているから、逆に彼らもあなたを邪魔するのだ」(北米巡回説法より引用)。私達は自宅に戻った時、子供達の状態も良くなかった。私は息子に対して啓発の方法を試みたが効果はなかった。Zさんの娘も目の前にある全てのことを信じられなくなった。私達はその時、どうすれば良いのか迷ってしまった。その後、他の学習者達が絶えず助けてくれたお蔭で、私達は正念を強くし、再び修煉の道へ戻った。私達は真相伝えを周りの人々から始めた。特にZさんは、自分が大法に対してきたした大きい損失を補うために、全ての接触できる親戚友人、同僚や隣近所の人々に、彼女が強制労働収容所で受けた迫害を話し、あらゆる機会を利用し、邪悪の偽善、嘘偽りを暴露し、周りの衆生への真相説明にたゆまぬ努力をした。多くの人々は彼女が経験した実話を聞き、大法に対する誤解が解け、自身の空間場にある邪悪素因をも取り除くことができた。特に、師父が「世間に向かって輪を回す」を発表されてから、共産党脱党を含めて、彼女の努力の下に、彼女の周りの大部分の親戚及び友人は中共悪霊の制御を脱出したのだ。

 彼女の正念と正しい行動により彼女自身の空間場にある正しいエネルギー場もますます強くなった。これが彼女の娘にも影響を及ぼしたのだ。彼女の娘は数ヶ月前とはまるで違う人のように変わったのだ。数日前に彼女の娘は、大法を破壊する全ての生命が当然の報いを受け始めたことが分かったと話した。私はそれを聞き、またも一つの生命が目覚めたと嬉しく思った。特に昨日、彼女は私に夢の話をした。夢の中で、二人の仙女が大法弟子を迎えに下りてきた。彼女は感激したあまり目が覚めた。そして、すぐさまお母さんを起こして、喜びを分かち合った。彼女は私に「私は信じる。私は本当に信じるのだ」と涙ぐんで話した。今の中国人は悪霊のような共産党の『無神論』に数十年間も毒され、殆どの人は神仏の存在は信じていないのだ。特に今の若い世代の考えはなお更そうだ。目覚めさせるのはとても簡単なことではないのだ。しかし、大法が持つ限りない広大な力がZさんの娘を目覚めさせたのだ。Zさんの強い正念と正しい行いで生まれた正念の場が娘の考えを変え、大法に同化することができたのだ。

 Zさんのことから、私達は如何なる時でも、師父が法を正す過程に付き従い、全てを正しく行い、正念をもって衆生を救い済度すれば、どんなに頑固で、深く惑わされた人でも最終的に、私達の強い正念の場に溶け込むのだと分かった。師父がおっしゃった「仏が放つ慈悲の光があまねく照らす。全てが清く正しく穏やかに溶け合う」。多くのことは私達が正しく行っていないから、過ちが起きるのだ。歴史において、この特別な時期に、大法弟子は非常に重要な任務を背負っている。私達の一念で衆生が救い済度されるかされまいかに関わり影響している。正念を持つと正しい行いは単なる言葉ではなく実践なのだ。大法弟子全体が真に正念を持ち、正しい行いを実践していれば、生じてくるこの上ない威力は、旧勢力、卑しい鬼、悪い神(黒い手)と悪霊共産党を全て消滅するのに十分に足りるのだ。衆生も救い済度されるのだ。ただ、私達が持つ正念の場を更に強くし、有効に発揮させるために、大法弟子の個々の修煉も更によくしなければならないのだ。

 因みに、私が再び修煉を始めたことで、息子も新たな人生を歩み出した。特に『九評』を読んでから、彼の世界観が完全に変わり、厳粛に悪霊共産党が制御する全ての組織を脱退したのだ。

 以上は私達が修煉して得た経験で、学習者の皆さんと切磋し精進するためにしたので、不適切なところがあれば、どうぞ、ご指摘ください。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/5/28/102810.html