日本明慧


伝説の人物

 

 文/大陸の法輪功学習者

 【明慧ネット2005年5月29日】ここでの「伝説の人物」は、中身のないな言葉ではありません。これは、法輪功学習者の正義の行動に感動した人たちが、法輪功学習者を称賛する心の声です。

 3年前に、私は法輪功学習者の交流会に参加したことによって、警察に拘束されました。拘禁されている間に、私は始終法輪功の真相を伝え、迫害に抗議していたので、警察はこれを恐れて、1ヶ月間に私は監房を4回移されました。

 ある日、私が別の監房に移されたところ、警察の指図を受けた囚人たちはすぐ私に早く法輪功の修煉をやめて、その決意を表明する“三書”(保証書、決裂書、懺悔書)を書くように説得し始めました。この十数平方メートルの監房に、23人が監禁されており、雑魚寝のベッド(ただの板)が床の80%を占めていました。寝るときは、ベッドの上も下もぎっしり詰まってしまいます。部屋の班長は阮小二という7年間の懲役を受けた刑事犯です。他は、泥棒、麻薬密売人、殺人犯などで、法輪功学習者は私一人しか居ませんでした。初めの数日にこの20数人は毎日しつこく私に法輪功の修煉をやめるように説得し続けましたが、私は根気よく彼らに法輪功の真相を説明し、善い人になるように勧めました。徐々に彼ら全員は法輪功の素晴らしさを分かり、法輪功の悪口を言わなくなりました(これは以前ここに監禁されていた他の法輪功学習者による真相説明の効果があると思います)。

 真相を説明したとき、次のような意味深い会話があり、今でも鮮明に覚えています。 阮小二:あなたはどうしてここに入れられたのですか?

私:私は “真善忍”に従って善い人になるように修煉することによって、江沢民集団に迫害されて投獄されました。
阮小二:ここから出られると思いますか?
私:もちろん!必ず出て行きます!
阮小二:“三書”を書かなければ、懲役や強制労働を科せられることになりますよ。
私:私は絶対に書きません!私は無罪釈放を要求し、必ずここから出て行きます!
阮小二:“三書”を書かなければ、無罪釈放になることはありえません。もし本当にできるなら、あなたは伝説の人物になりますよ!
私:阮小二、今の話をよく覚えておいてください。私達法輪功学習者は確かに伝説の人物ですよ!
 
  真相を分かった囚人たちの中に、正義感が生じて積極的に私を保護するようになった人もいました。私が煉功するときに、彼らは警察の動きを警戒して私に教えてくれました。こうして、私はほぼ毎日煉功を続けることが出来ました。法輪大法の素晴らしさは徐々に皆の心に沁みこんで、この監房の人たちは皆「真善忍は宇宙の大法である。法輪大法は素晴らしい」ということを覚えました。ある日の朝、起床する前に20数人の囚人は口を揃えて私の後に続いて、「真善忍は宇宙の大法である!法輪大法は素晴らしい!」と唱えていました。さほど高くない声ですが、驚天動地のように感じました。

 その後、囚人の中に師父の『洪吟』を暗記したり、『論語』を学んだり、または煉功したい人が現れて、外へ出たら法輪功を修煉したいと言う人もいました。大法弟子の正しい信念は邪悪を抑制し、刑務所の環境を効果的に変えました。師父の見守りの下で、私は堂々と無罪釈放されました。それから2年後、阮小二は出獄してから私に会いに来たとき、彼は感慨深くこう話しました。「法輪功学習者こそ現代の伝説の人物ですね!」

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/5/29/102879.html