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中国大陸の法輪功学習者98名が迫害の中で行方不明に

 【明慧ネット2005年5月26日】中国江氏集団の法輪功に対する、6年にわたる迫害によって、多くの人々は一家離散し、家も家族もなくなってしまった。明慧ネットの報道から統計すると、近年来、インターネット封鎖を突破して得た情報によると、迫害の中で行方不明になった法輪功学習者は、名が知られているだけで凡そ100人に至り、18ヵ省、直轄市と自治区に及ぶ。多くのケースは行方不明になってから、数年経っていて、友人と同修らがいろいろと行方を尋ねても結果が無く、心配で居ても立っても居られない状況である。

 残酷な迫害の下で、多くの正直で善良な法輪功学習者は只「法輪大法は素晴らしい」と一語言うために、北京へ行って、陳情する過程で、或いは労働教養所、留置所、刑務所で虐待され、拘禁されている過程で、行方不明になった。ひいては、自宅で、外で散歩する時、出社する時に現地の警官に連行され、それから行方が不明になった学習者もいる。

 2004年1月、北京市豊台区の門向栄さんは16ヶ月の娘をつれて公園へ遊びに行ったが、警官に尾行され、家宅捜査を受け、連行された。それから彼女の家族は至る所を訪ね、訴訟を提出したが、彼女達親子の行方は分らなくなった。現地の公安局は法輪功対策本部(610オフィス)と口ぶりを統一し、外向けに「人は既に釈放した」と言った。吉林省吉林市江北林場の従業員・王子林さんは、2000年11月19日に北京へ陳情に行った時、北京公安処に逮捕され、宣武区留置所へ送られた。今まで4年以上経ったが、音信は無い。消息筋によると、王さんを逮捕したその夜、留置所は2名の法輪功学習者を尋問し、この2名の法輪功学習者を打ち殺した、と言う。王子林さんの家族は2回北京へ王さんを探しに行った。宣武区留置所に行って訪ねると、留置所は「こんな人はいない」と答えた。

 明慧ネットの報道によると、2005年5月に至るまで、既に2335名の法輪功学習者が迫害により死亡した。然し、この数字は真に迫害により死亡した学習者の人数より遥かに少ない。中国共産党の江氏集団は法輪功を迫害するために、「名誉を汚し、経済を断ち切り、肉体を消滅させる」、「打ち殺しても罪はなく、打ち殺しても自殺と処する」、「身元を調査せず、直接火葬する」などの邪悪な政策を作り出した。多くの法輪功学習者は不法に監禁されている中で、虐待により死亡後、「自殺」、「行方不明」と冠された。まったく人道はなく、法律なんかもない。

 法輪功学習者が残酷な迫害を受けて、音信が無い間、親族は時々刻々彼らを心配している。その精神上の苦痛と痛みは、この世の善良な人々にはみな理解できる。事情を知っている人々がこれらの行方不明になっている学習者の手がかりと行方を提供できることを望む。同時に、更に多くの家族が立ち上がり、勇気を出して邪悪を暴露し、こうすることだけが邪悪の不遜を抑制し、中国共産党江氏集団の反人類、反人間性の暴行を制止し、真に自分の親族を助ける道である。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/5/26/102664.html