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アメリカの裁判所は中国科学院610副班長の郭伝傑に有罪の判決を言い渡した

 【明慧ネット2005年6月3日】(明慧記者:王英の総合報道)2005年6月2日、アメリカ連邦ニューヨーク南区地方法院は、中国科学院「法輪功問題処理指導者グループ」の副班長──中国科学院党組織の副書記でもある郭伝傑に対し、本人不在のまま裁判を行った。司法官の判決は、被告の郭伝傑が原告にもたらした傷害及び経済的損害を弁償するよう求めている。

 2005年2月22日法輪功学習者は、ニューヨークマンハッタンで団体絶滅罪、残虐体罰罪、反人類罪などの罪を犯し、アメリカ訪問中の団体リーダーの郭伝傑に翌日、ニューヨーク砲台公園で召喚状と起訴状を手渡した。

 郭伝傑は、1999年7月から中国科学院「法輪功問題処理指導者グループ」の副班長に赴任し、つまり、中国科技大学で法輪功を迫害する主要な責任者となった。郭は2003年から中国科技大学の党委員会書記を兼任した後、科学技術大学第9回代表大会の席上、「法輪功」との戦い及び法輪功学習者に対する「転化」に関して再三強調した。最も意義があるのは、起訴状を手渡した場所が他でもなく、アメリカの自由民主精神の象徴である自由の女神像の対岸であったことである。

 2000年から確認されている部分的な迫害実例によると、中国科学院で少なくとも27人の教員・職員が法輪功修煉を放棄しなかったため、迫害に遭っている。その内容として、強制的解雇及び給料の不払い、住宅の割り当て待遇の剥奪、住宅の強制的回収、退職金の不払い、生活源の打ち切り、甚だしきに至っては労働教養所に入れて刑罰を下す、大学院生たちが修煉を放棄しないと退学あるいは長期休学令を出す、強制的に逮捕し洗脳クラスあるいは本校内で監禁して強制的洗脳を行う、甚だしきに至っては留置所に送り込む、リストアップされている学生たちの出国を禁止する、などなどが挙げられる。

 2001年12月湖北省公安庁副庁長であった趙志飛が、法輪功を迫害したことにより、アメリカ連邦裁判所から有罪と判定されてから今日まで、全世界の28ヶ国で13件の江沢民訴訟が発生し、また、積極的に江沢民に追随して法輪功迫害に参与した22人の中国共産党高級官吏に対する訴訟が進行中である。その中の一部は、既に有罪判決が言い渡されている。これらの犯罪者は、海外ですでに嫌われ者になり、彼らは国際法から逃がれることはできない。

 私たちは信じる。そう遠くない将来、彼らは必ず中国で法により裁かれるのだと。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/6/3/103290.html

(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/6/5/61556.html