「信」を語る
文/河北大法弟子 念慈
【明慧ネット2005年6月9日】人間の成長にとって「信」はとても重要な役割を果たしています。両親を信じ、先生を信じ、友達を信じ……。信じてこそ知己になり、仲間になります。商売はとりわけ「信」を先に置かなければなりません。今、法輪大法弟子が人々を救い済度し、真相を伝えるために、邪悪な迫害に直面しながら、生命の危険を冒し、家庭と仕事を捨てています。それも「信」によるものです。師を信じ、法を信じているからです。
このあいだ、母からこのような話を聞きました。昔、家がとても貧しくて、目の見えない母親と、互いに頼りあって生活を送っている一人の男がいました。この男はとても親孝行で、母親の病気を治療するために、たくさんの苦難を耐えました。30歳になっても、嫁をもらえませんでした。ある日、山で一人の老人に出会いました。老人は、「今日から100件のことを我慢すれば運命が変わります、お母さんの病気も治ります」と言いました。男は喜んで家に帰り、老人の話をかたく信じました。その後、我慢できない事に遭っても堪え忍び、誰とも争わず、自分を厳しく律しました。不思議なのは、この男性は確かに生活が日に日に良くなり、一年後、一人の娘が男との結婚を承諾しました。「老人の話が確かなものだ」と男は老人の話をもっと信じました。結婚の当日、夜になって、突然一人の道士がやってきて、どうしても花嫁と一晩だけ同室させてくれるように願いました。男は腹が立って目も赤くなりました。しかし、すでに99件の難を堪え忍んできたのに、後一つだけなので我慢しないと、これまでの努力がむだになってしまうと考えました。「どんなに堪えがたいことでも必ず我慢すること」男は老人の話を思い出しました。そして、その道士の願いに応じました。「もし道士が無礼なことをやったら大声で呼んで、部屋の外で待っているから」とこっそりと花嫁に言いつけました。しかし夜が明けるまで待っていても、部屋の中は物音一つもしませんでした。早速部屋に入り、花嫁に聞くと、その道士はまだ布団の中でぐっすりと寝入っていました。男が布団を取るとびっくりしました。その道士が金になっていました。手に握った扇子も金になりました。夫婦二人は母親の部屋に告げに行こうとした所、母親が笑いながら部屋から出てきました。母親の目が見えるようになりました。その後、家族三人は幸せに円満な生活を送ったそうです。
これはただの物語ですが、「信」を十分に表しました。師父が宇宙大法「真善忍」を教えてくださいました。何を以って修煉していきますか?実は「信」ではないでしょうか。「4.25」、「7.20」から今日に至って、「信」がなければ何にもできません。「信」がなくなって、恐れる心により、この万古の機縁を失ってしまった学習者も一部います。
1999年4月25日の後、中国大陸の空が深い霧に覆われ、多くの人は行き先が分からなくなり、危険な状況にいます。これを思い出すと、心がつらくてやましさを感じ、弟子として良く行っていなくて、師父や縁のある人たちに合わせる顔がありません。
私は天目がまだ開いていませんが、周りの弟子の多くは天目が開いたまま修煉しており、師父がおっしゃった黒い手、卑しい鬼、共産邪霊などが見えます。私の一人のおばさんは数年前から法輪功の修煉を始めましたが、中途でやめました。去年の冬に、おばさんが訪ねてきて煉功をもう一度始めたいと言いました。「早く煉功しようと師父が夢の中で、直接にお告げをされました。」と言いました。また、「師父は誰をも取り残したくはない」とおばさんに言われました。これを聞いて、私は涙が落ちそうになりました。慈悲な師父よ、おばさんを早く修煉を始めさせることを助けていなくて、本当に申し訳ございません。翌日、おばさんはまた家に来て、本を読むたびに黒い手が邪魔に来て、読ませてくれないと言いました。正念を発し、黒い手、卑しい鬼を取除くようにとおばさんに教えました。おばさんは大法を信じ、体が日に日によくなり、性格までもよくなりました。
私は一人の従妹がいます。煉功していませんが、大法を深く信じています。ある日電話で、「目を閉じると、とてもきれいな光景が見えました。空に大きな穴が開いており、周りに紫光の輪になっていて、地面に金の光が輝いています」と教えました。「早く煉功しようという夢のお告げもあった」とも教えました。
その日の夜、夢を見ました。通勤している町に洪水が起き、人々が洪水の中で助けを求めています。痛ましい呼び声で、胸が張り裂けそうになりました。実際は泳げないのですが、私は一生懸命に人々を救っていました。連続して3日の間、ほぼ同じ夢を見ました。これは、慈悲なる師父が、「早く真相を伝え、世の人を救い済度するように。」とお告げをされたと悟りました。私はよく行なっていませんが、真相をすべての縁のある人に伝えるという自信を持っています。
文章を書くのは久しぶりでした。自分の心の声、経験を書き出したいと思います。間違ったところがありましたら、ご指摘をお願いします。私たちは一緒に、三つのことをしっかりと行い、師を信じ、法を信じ、一歩一歩をしっかりと着実に歩みましょう。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/6/9/103678.html)
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