日本明慧


「政治に関与する」について

 文/大陸大法弟子

 【明慧ネット2005年6月6日】大法に対する悪党の迫害が始まり、大法弟子たちは善意を持って陳情に行き、真相説明を行って以来、悪党からずっと「政治に参与する」と言われ続けてきました。大法修煉をあきらめない修煉者に残虐な鎮圧を開始するために「理由」を立てているにほかなりません。しかも、党文化の毒害を受けた一部の国民でさえ、法輪功が「政治に参与する」と認識しています。実は、これは悪党が人に害を与える時使う一貫したやり口なのです。

 実際上、いわゆる「政治に参与する」と言うのは、言うまでもなく、悪党が国民を脅迫し、残虐な迫害を実施するための両刃の剣にほかなりません。悪党は「政治に参与する」を持ってあなたを殺し、また、「政治に参与しない」を理由にあなたを殺します。
悪党は、従来政権を独占し、政治に対する国民のちょっとした異議ですら許さず、「政治に参与する」などであなたに「政治犯」のレッテルをつけて、気の向くままに殺害します。反右派の時、あなたが党支部書記あるいは党員に対し、個人的な意見を言うと、すべて党を攻撃するとみなし、政治問題にし、右派に決め付けて逮捕します。大飢餓のひもじい年代、誰かが「お腹すいた」と一言口にするだけで、反共産党や政治問題となり、批判され、拘禁されます。文化大革命の時、文化財に対する破壊、無辜の国民をむやみに殺す、武装闘争を盛んにする……などなどは、いい加減な許可申請を立てて、大いに忠字舞(党に誠実であるとの意を表す踊りのこと)を踊らせ、ちょっとした異議でも、張志新のように「反革命」のレッテルを張られ、残虐に殺害されます。「政治」問題で千、万もの人々が残虐な死に遭い、張志新一人にとどまったものではないでしょう?悪党は、国民があれらの「政治」に参与することを許しませんでした。だから、それは是非を転倒し、法輪功に「政治に関与する」とのデマを飛ばしました。これは、悪党が修煉者を死の窮地に追い込むための殺人道具なのです。

 こうなるとあなたは、きっと私は「政治に参与しない」、与えられた仕事をしっかり行えば良いのではと言うはずです。しかし、それだけでは駄目なのです!悪党は、あなたに「専門ばか」や「右翼」などの罪名を付けて、批判の対象にします。悪党は、数十年来の歴史運動、でたらめをすべて「政治任務」とし、無理やりおさえ、しかも、国民に盲従するよう強制します。経験のある人は、ハエを打つ、3日間でスズメをなくす、窯・錠を潰して廃鉄にするなどについて分かるだろうと思いますが、「建国記念日」、「五一」デモ、「祝典」を賛美する歌など、すべて「政治任務」として下達されるものであり、参加が強制されます。積極的に参加しない、所謂立ち後れている人たちは、「反運動」との罪名を被され、批判され、甚だしきに至っては拘禁されます。例えば、「白旗を抜く」や「纏足女人を批判する」、「中右側分子」などが挙げられます。

 実は、悪党のいわゆる「政治に参与する」は、悪党が国民を殺し、恐喝するための一種のペテンであり、悪党が気の向くままに人をめったうちする一本の棒にほかなりません。

 本来なら、国民は「政治に参与」できます。なぜなら、政権と国家体制に対して国民には先天的な選択権利があるからです。国外で「政治家」は、尊敬される職業です。孫中山先生の清朝の封建的な統治を引っ繰り返した行動は「政治に参与」したものであったが、しかし、彼は偉大な革命家として称されました。悪党は、数十年に渡り独断統治をやってきて、8千万近くの人々に異常な死亡をもたらし、中国の伝統的民族文化と道徳を破壊しました。邪悪な暴政にほか言いようがありません。もし、悪党の暴政を引っ繰り返そうとする人がいるのなら、私に言わせれば、このような人士こそが本当に国を愛する人であり、このような「政治参与」は、必ず国民が支持します。

 私たち大法弟子は、出世間を目指しており、世の中のいかなる損得、利益にも執着しません。私たちは政治、政権と縁がないと運命付けられています。私たちが真相を説明し、うそを暴き、悪党の本質を暴くのは、ただ、事情を知る権利さえ剥奪され、騙されている中国国民を救うためなのです。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/6/6/103461.html