難民申請中の元・中国公安局局員の証言
【明慧ネット2005年6月10日】(明慧記者:周杉からの報道)駐オーストラリア中国外交官の陳用林氏や天津市安全局の警官・カク鳳軍氏はオーストラリアで亡命申請した後、中共の海外でのスパイ活動及び法輪功への迫害について暴露し、世間を驚かせた。その後、また他の中共幹部、元公安局の局員は、自分の職場で行われる法輪功学習者への暴行に耐え切れず、オーストラリアに亡命した。
オーストラリアAP通信6月 9日の報道によると、キャンベラの有名な弁護士・バーナード コラーリー氏の話では、彼の依頼人である難民申請中の元公安局の局員が、中国で政府に異見を唱える人が拷問で殺されるのを目撃したと話した。またこの難民申請者は、駐オーストラリア中国外交官・陳用林氏と天津市安全局の警官・カク鳳軍氏が発表した、中共のスパイたちが行う国民への暴行・監視などの行いが確かに存在していると表明した。彼は国家安全局の人達が拷問を加えるのを、止めさせようと努力したという。その後、彼はオーストラリアに亡命した。法輪功学習者が拷問で死亡したところを目撃したとき、この依頼人は精神が崩壊しそうになったと言う。
バーナード コラーリー弁護士は、オーストラリアラジオ局の夕方のニュース番組 (ABC レイトライン) で次のように話した。"彼(依頼人)は職場である公安局で人を殴る音を聞いた。彼は、止めに入ろうとしたが、関与しないようにとその場で告げられた。彼はしかたなく自分の事務室に帰った。しかし、良心が痛み、彼はもう一度出てきて、"やめなさい"!と叫んで、拷問が行われた部屋に入った。その時目に映ったのは、頭がいすに置かれ、両足がまっすぐ伸び、 すでに死亡した全裸の男の姿だった。彼はその光景にひどいショックを受けたという。“
この依頼人は、中国政府の情報部門に長い間在籍していたが、中国国内に親族がいるため、公の場で彼自身の身分を明かせない。彼は、所属の公安局が法輪功学習者に対して行う拷問などの迫害行為に反対していた。この迫害は、中国全土に及んでいる。
コラーリー弁護士は、この依頼人が話していた、死亡した男性の身元を既に確認し、この男性の妻とも連絡をとったと言う。この依頼人が話したことはすでに実証されたのである。
(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2005/6/10/103758.html)
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