元中共官吏・郝鳳軍氏が暴く(写真)
—中共のスパイ工作ネット内幕—
【明慧ネット2005年6月11日】オーストラリアABCテレビ局が6月9日夜、元中共官吏・郝鳳軍さんは、法輪功学習者がオーストラリアのアレキサンダー・ターナー外務大臣に対する起訴で、証人として首都キャンベラに現れたと報道した。
|
オーストラリアABCテレビ局の6月9日夜の番組で、郝鳳軍さんがカメラに背を向けてインタビューを受ける画面。横に通訳が座っている |
郝鳳軍さんは中共のスパイ工作者らの情報収集及び運営活動の内情を暴いた。郝さんは「オーストラリアの中国大使館、領事館内外では膨大化するスパイ工作ネットが形成されている。これはもはや千名のスパイ工作員の問題ではなくなったのだ。大きく形成されたネットに関わるスパイ工作員らは、中国国家安全部門に対して直接報告する形を取っている」と話した。
さらに、「新しいスパイ工作ネットは今までの連結活動のシステムに比べ、より秘密的、より優れて有効的である。何故なら、それぞれの工作員は単独で直接に国家安全部門に制御され、他の者と一切関わらないからだ」と指摘した。
中共スパイ工作員らは、オーストラリア安全部門が関わっているにも関わらず、公に法輪功学習者に対して嫌がらせをした。オーストラリア国籍の華人、法輪功学習者フィリップ・劉さんがメディアに対して、中共スパイ工作員らに嫌がらせをされた過去の経験を語った。
オーストラリア公民の劉さんは、2002年2月に北京へ旅行した際に拉致された。劉さんは拉致される前に、法輪功学習者である友人を訪ね、彼女を空港行きのタクシーに乗せ、見送った直後に15名の私服警察と国家安全職員にいきなり包囲され、逮捕されたという。
劉さんは、「彼らは、オーストラリアで働くスパイとして、法輪功学習者の全ての情報を収集し、直接報告するようにと、私を恐喝した」と話した。
劉さんの新婚の妻・謝焱さんは法輪功を放棄しないために、広州付近の強制労働収容所に不法監禁されたことがある。彼女は2003年に二度目の逮捕で、洗脳センターへ送られた。そこで、彼女は妊娠3ヶ月の法輪功学習者の妊婦が洗脳センターの者に虐待され死亡したのを見たという。
劉さん夫婦は、元中共領事館官員陳用林氏が語った、オーストラリアには千人のスパイがいるという話には驚かないという。
(中国語:http://big5.minghui.org/mh/articles/2005/6/11/103801.html)
|