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甘粛定西刑務所幹部の法輪功学習者が受けた虐殺実話

 【明慧ネット2005年6月20日】甘粛省隴西県出身の法輪功学習者の華文明さんは、2004年9月3日に定西刑務所で酷い殴打を受け、電撃刑を加えられて死亡し、全身傷だらけでした。当時の状況を定西刑務所の幹部が述べました。

 2004年9月3日、定西刑務所第4管理区の中国共産党党員らは華文明さんを監禁室に連れて行きました。そこで、彼の手足および首を特製の“老虎腰掛”(幅20センチの腰掛けに、横たわり、両手を背部や膝に縛り、強制的に長時間の正座を強いられ、目線を前に保ちじっとさせる。)に縛ってから、午前中12時頃、5、6名の看守らは電撃棒で絶えず華文明さんの手足や頭部に打ち込みました。

 凶悪の看守らの次から次への電撃で、老虎腰掛に縛られていた華文明さんはあまりの痛さで痙攣を起こし、昏迷状態に入ったまま、まだ覚めないうち、次の電撃が雨のように落ちてきました。はじめは、華文明さんは痛さに耐えて声をあげなかったのですが、10分経つと、残虐で、どんどん加えられる電撃に屈し、崩壊状態になり全身炸裂したかのように咆哮しました。

 その異常な叫び声が外に洩れないように、看守らは布を彼の口に強く押し込んで、声を出せないようにしました。これで、呼吸困難を感じた彼は、全身の力を振絞って、布を吐こうとしましたが、手足と首が硬く固定されていたため、どうにもならない状態にあり、動けば動くほど看守らの押さえ込み具合がもっと酷くなるので、反抗するのをやめて、僅かな隙間から呼吸を試みるしかなかったのです。

 そのときの彼は、完全になすがままで、看守らがこの機に乗じ、好きなように彼の手、足、顔などの箇所に電撃の虐待を楽しみました。結局、12時30分頃、華文明さんは、顔が真青になり、目が浮いて、息もなくなりました。

 一人の36歳の若者は、僅かな30分の間に、凶悪の中国共産党党員の看守らに弄ばれ、虐待極まって命を断ちました。その後、彼の家族に送った死亡通知書にこう書かれていた:“華文明氏は法輪功を修煉したために自殺を図った。“あまりにもずうずうしいうそなのです。もし自殺とすれば、彼の凄まじい全身の傷はどう解釈するのでしょうか?

 以上のことですが、幹部の一人である私は、その怒りを表面に出せる勇気がありませんでした。自分と家族を全うするためなのです。このことを明かす目的は、世に真相を知ってほしく、絶対に共産党のことを信じてはいけないのです。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/6/20/104421.html