日本明慧


高蓉蓉さんを殺し 中国共産党は更に血の債務を増やした

 安平

 【明慧ネット2005年6月21日】法輪功学習者・高蓉蓉さんが6月16日、瀋陽で迫害されて死亡したことを知って驚いた。本当に人々に憤りを感じさせた。現在、凶悪な徒は、遺体の火葬を焦り、犯罪の証拠を隠滅しようとして、高蓉蓉さんの家族に圧力を加えている。更に邪悪は迫害の真相が暴露されるのを恐れていることが明らかになった。

 法輪功学習者・高蓉蓉さんは、2003年7月、不法に竜山労働教養院に連行された。2004年5月7日午後3時、高蓉蓉さんは教養院2大隊の副隊長・唐玉宝、隊長・姜兆華などに当番室に呼ばれ、電気棒で連続6-7時間電撃された。当時、高蓉蓉さんの顔面はひどい火傷で著しく変貌し、顔中が水泡に覆われ、焦げた皮膚に髪の毛が血膿でくっつき、顔面は腫れて目はただ一本のすきまとなり、口も厚く腫れ変形した。毎日接していた囚人でさえ皆彼女と見分けることができなかった。2004年10月5日、数名の法輪功学習者が高蓉蓉さんの救出に成功した。そして、傷つけられた彼女の顔写真を世に公表し、人々の関心を強く引きつけた。

 数ヶ月前、私はニューヨークのマンハッタンの街頭での反拷問パフォーマンスに参加し、真相を伝えた時、電撃され、傷つけられた高蓉蓉さんの顔写真のパネルを掲げながら、大通りや路地を歩き、人々に中国共産党の法輪功学習者に対する残酷な迫害を暴露した。パネルの迫害される前の健康で、美しい、笑顔の高蓉蓉さんと、迫害されて顔を火傷し、悲惨で見ていられないほどの高蓉蓉さんとは、強烈な対照となり、人々をこの上なく驚かせた。多くの人々は気遣って詳しい情況を尋ね、資料を請求した。もともと慌ただしく通り過ぎる筈の人々であっても、知らず知らずのうちに足どりを緩め、パネルの説明を読むようになった。この生き証人は人々に中国で発生している迫害の残酷さを痛感させたことだろう。

 迫害の真相が暴露さるのを恐れたため、中国共産党は高蓉蓉さんと、この真相を暴き出した法輪功学習者に対して、気が狂ったかのように報復に出た。2005年3月8-9日、高蓉蓉さんは不幸にも再度連行された。羅幹の指示のもとに、遼寧省政治法律委員会、610、検察院、司法、公安などの部門が協力して悪企みを図り、高蓉蓉さんの情報を封鎖してきた。高蓉蓉さんの救援に参与した大法弟子も数人連行され、皆残酷な迫害を受けている。司法部門の官吏は「羅幹は、この事(高蓉蓉さんの顔が電撃され、傷つけられた事件が暴露されたことを指す)は国際的な影響があまりにも大きく、私達に『うまく処理』(実はこっそりと迫害を強化すること)するようにという指示があった」と言った。2005年6月16日、高蓉蓉さんは迫害されて死亡した。

 国際社会の激しい非難を逃れるため、中国共産党は全力を尽くし、一貫して迫害事実を覆い隠してきた。すでに迫害されて危篤状態にある高蓉蓉さんに対して、更に殺害の手を下した。中国共産党が真相の暴露を阻止するためには、手段を選ばないことを明らかに示している。同様なことは、2002年3月、長春のテレビ番組差込事件の後、江××は「容赦なく殺せ ! 」という命令を下した。気が狂ったかのように大捜査を展開して逮捕した。番組差込の先駆者・劉成軍さんと、その他の参与した法輪功学習者を残酷に苦しめ、迫害により死亡させた。

 しかし、狂気じみた迫害は決して中国共産党の犯罪を覆い隠すことはできない。すべての血の債務は人々に迫害者の凶暴で残虐な本性を一層はっきりと認識させた。これから以後、多くの世界各地の法輪功学習者達は中国の大使館、領事館へ行き抗議し、そして、メディアや社会各層に高蓉蓉さんが迫害されて死亡した事件を知らせるだろう。国際社会の正義の力の支持により、共に努力して、中国共産党が極力覆い隠している残酷な迫害を、直ちに制止するように呼びかけよう。未来には決してテロや暴力は存在しないと私たちは信じている。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/6/21/104484.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/6/22/62128.html