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四川省学習者林德明さんは迫害により死亡

 【明慧ネット2005年6月27日】四川省内江市威遠県の法輪功学習者の林德明さんは、自貢市610事務局と自貢市刑務所の長期迫害により、2005年6月9日に亡くなった。 

 林德明さんは、男性、53歳、開業医であり、四川省内江市威遠県界牌鎮橋トウ一社の人である。家族7人の中で医療に従事する人は3人もいる。林さんは、心がやさしく、同郷の人と患者から高い評価を得ていた。林さん自身も脾臓の摘出手術を受けたこともあり、ずっと病気に苦しんでいた。 

 1997年7月、法輪大法を修煉してから、1ヶ月も経たないうちに、長年の病気が全部消えた。この奇跡を知ったたくさんの人々は、彼を訪ねて法輪功を勉強し始めた。彼の家は自然と集団煉功の場所になった。 

 99年7月20日に法輪功の弾圧が始まってから、林德明さんは修煉を堅持したためにさまざまな迫害を受けた。

 2000年、彼は家族全員で北京の中央政府に陳情に行ったが、威遠県の警察に連行され15日間拘留された。 

 2000年7月、警察が全県の法輪功学習者を大捜査した際、林德明さんは界牌鎮の警察に15日間拘禁された。釈放された後、林さんは他の学習者とともにより広範囲に法輪功の真相を伝えはじめ、遠く離れている自貢、内江、楽山、宜賓などの地域にも真相資料を配りに行った。

 2001年の正月に、警察は林德明さんの家を強制捜査し、一冊の『転法輪』が見つかったため、林さんを逮捕して一年の刑を下し、綿陽労働教養所に入れた。同時に威遠県の610事務局は威遠県衛生局に指示して彼の医師開業許可書を取り上げ、林さん一家の収入源を断ち切った。 

 2002年、労働教養所から釈放されて家に戻った林さんは生活苦に直面しても、恨みや悔やみもなく、相変わらず穏やかなやさしい心で同郷の人々と接していた。同時に彼は法輪功学習者としてやるべきことを忘れず、引き続き真相説明を行っていた。その後、彼は再び逮捕されて6年の刑罰を下された。それと同時に、家族の林海燕さんは5年、陳万才さんは4年、宋子明さんは3年の刑罰をそれぞれ下された。林海燕さんは簡陽女子労働改造刑務所に、林德明さんと陳万才さん、宋子明さんの3人は徳陽労働改造刑務所に送られた。林德明さんは固く自分の信念を守ったために、入所半年後、より迫害が酷い自貢市労働改造刑務所に移され虐待された。

 数年わたる迫害により、林德明さんは身体が衰弱し、左目も失明した。自貢刑務所で監禁されている間に、彼は数回重病に罹り救急治療を受けた。2004年には、血圧が異常に高くなり、心不全の状態に陥って、自貢市第四人民病院へ搬送された。自貢市刑務所は迫害の責任を逃れるために、2004年10月24日に彼を仮出所させた。

 林德明さんは家に帰った後も、610事務局に毎月3回出頭し報告することを強要された。長期の迫害に耐え切れず、林德明さんは2005年6月9日に亡くなった。 

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/6/27/104975.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/7/1/62443.html