日本明慧


大法弟子の皆さん、もっと威力を発揮しましょう

 文/大陸弟子

 【明慧ネット2005年7月2日】師父は「ストックホルム交流会」に宛てた祝辞の中で、「この世にある全てが法を正すために創られました。大法弟子はこの世で最も傑出した人物であり、遠い昔から各界の衆生がこの時の到来を切望していました。あなた達は救うべき衆生を救い収めなさい。正念をもって正しい行いをし、全ての障害を取り除き、真相を広く伝えなさい。神は人間社会の中にいます。」とおっしゃいました。私はこの経文を何度も繰り返して学習したのち、自分なりの心得を述べて、学習者の皆さんと交流したいと思います。

 私は大法を修煉して7年が経ちました。今までは常に受身で、邪悪は自分よりも強いと考えていたために、恐れる心が時々生じました。知らないうちに大法弟子よりも旧勢力の力のほうが強いと思い込んでいました。私は、迫害から逃れようと「もし、私が逮捕されたら、どうすればよいか」とか、「邪悪に監視されたら、どうふりきればよいか」とか、「子供が法の学習を妨害する父親からどう逃れるか」と考えたりして、常に他人が制御している環境に自分を合わせようとしていました。

 しかし、師父の新経文を繰り返して学んで、忽然と悟りました。未来において、異なる次元、異なる宇宙の王または主(ぬし)になる我々大法弟子は、この世で最も光り輝いている人物です。旧勢力は決して我々より強くなることはできません。我々は神であることを自覚し、無限の力を使い、さらに環境を掌握すべきです。私は考えが変わりました。自分が逮捕されたらどうするという考えを捨てました。

 正しい神は邪悪にさらわれることはありません。正しい神は宇宙の護衛者であり、邪悪が我々を捕まえるのではなく、我々が邪悪を追いかけ、邪悪を解体し、衆生を救い済度するのです!

 しかし、自分で自分が神であることは決められません。我々は精進して神の基準に達しなければなりません。師父が教えてくださった三つのことを、正念をもって正しく行うことが、神であるべき状態です。

 全ての障害を取り除き、毎日、三つのことをしっかりとこなせば、すべて意のままとなり、全体として向上できます。私は昼八時間の勤務時間を除いて、余裕の時間を三つのことにあてています。早朝5時に起床してから7時までは、正念を発する以外は法の勉強をしています。2時間の昼休みは、食事以外に、第5セットの煉功にあてています。夜の4時間は真相資料作りか、学習者と交流します。夜中の1時に正念を発するまでの一時間は動功を練習します。夜の発正念が終了したら床に就きます。(四時間の睡眠時間を取ります)睡眠時間以外に、一時間ごとに5-10分、正念を発し、一日平均にして約16回正念を発しています。このことを一定の期間続けたら、私は法を勉強するスピードが速くなりました。目が次の行へ移る前に、既に口がその行を読み上げているのです。まるで神様が法を勉強しているような感じで、法理がますますはっきりしてきて、全てのことを法において認識するようになりました。そして、煉功する時に気持ちが良く、まるで全ての空間がエネルギー場に引きつけられているようにエネルギーの場を強く感じます。私は煉功する時に感じるものが非常に素晴らしく(私の天目は開いていません)、本当に自分が神のようです。さらに、身体の変化も著しく、肌が白くなりピンク色を帯びていて、同年代の人より非常に若く見られます。多くの人が私の変化から大法の真相を知り、大法に飛び込んだ人さえいました。これこそが「目にみえる真相資料」と言えましょう。だからこそ、法の勉強と煉功は決して怠ってはなりません。

 また、正念を発する頻度を多くすれば、正念も強くなります。私は既に2年間、一時間ごとに正念を発することを続けています(睡眠時間を除きます)。初めは意識しながら、一時間ごとに手元の仕事をやめて、正念を発する時に唱える言葉を頭の中で考えるようにして、一週間続ければ自然と習慣になります。私の場合は、一時間ごとに正念を発する時間になれば、必ず何かの音が鳴ったり、身体がちょっとおかしくなったり、または正念を発する際に出るエネルギーが流れ出たりします。これらの状態を感じて、正念を発します。私がこのように正念を頻繁に発することによって、自分自身の状態も良くなり、法に対する認識もはっきりしました。頭がすっきりして、仕事は手数がかからずにうんと成績をあげることができます。邪悪も恐れて迫害を加えません。特に最近は、自分がいる地域と相互に対応する空間も強い正念によって、天地がひっくり返るように全ての邪悪が解体し消滅され、本当に神の威力を感じました。

 我々は大法弟子であり、師父と大法は我々に仏法神通の力を授けてくださいました。我々は常人を超越した神であり、宇宙の護衛者です。邪悪の力は、仏法神通の前では何もできません。強大なエネルギーは、それらの粒子の配列を変えることができます。自分は能力を持たない常人であるという考えでは、恐れる心が現れます。何故ならば、邪悪は権力と軍隊を持ち、国家が持つ全てのメディアを使って、でっち上げるからです。神は正念の力で仏法神通を使いこなしています。言い換えれば、神が心で考えていることは現実になるのです。正念を多く発すれば、我々が思うようにことがうまく運べます。「弟子の正念が十分であれば、師は勢いを盛り返すことができます」(「洪吟」・師弟の恩)

 師父は「2004年ニューヨーク国際法会での説法」で、「宇宙の過去は私(し)のためのものでした。人間について言えば、肝心なとき本当に他の人のことを振り切ってしまうのです。法を正しはじめた頃、「あなただけが他の人のことを気にしている」と言ってくれた神がいました。皆さんがこれを聞いても不思議に思いますが、皆さんは大法が造った、他人のために考える正法正覚の生命だからです。もし私が何もしなければ、すべての生命は歴史とともに終焉を迎えることになります。ですから、一つの生命にとって、何かをするとき他人を配慮し、寛容を表すことができれば、このときこの生命は「他人のために」という基点に立っているからです。」とおっしゃいました。

 師父と大法が大法弟子を育ててくださいました。師父に従って人間社会で大法を実証し、衆生を救い済度する出発点は他人のためであり、これが我々の存在目的と存在意義です。我々が真相を伝えることの出発点は、如何に全ての衆生を救い済度するか、でなければなりません。

 我々が行いをよくすれば人を救うことができますが、逆の場合は人に対して害を与えてしまいます。例えば、お守りカードを作る際、人がこのカードをもらったときに、このカードに対してどう思うかを常に考えなければなりません。カードが歪んでいたりすれば、もらった人はそのまま捨ててしまうかも知れません。我々は真相を伝える目的を達成できないばかりか、カードをもらった人に業を作らせてしまいます。自分の言行、身なりに注意しなければ、常人に良くない印象を与えてしまい、救い済度される機会を妨げてしまいかねません。我々はそれぞれが大法の一粒子であり、法において事を考え、全体意識を持つべきで、個人勝手な行動は慎むべきです。それぞれの衆生が救われたのも全て、師父が我々を率いて共に努力された結果なのです。

 我々は慈悲なる師父の按配の下で、家で資料拠点を作り、ネットから資料をダウンロードする人、プリントアウトする人、CDを作成する人、部品集めをする人、資料を配る人など、全て自分達で行います。一緒にやっている学習者は互いに近所に住んでいることもあって、我々は直接互いの家を訪ねたりし、連絡は携帯電話などを利用しません。師父の新経文や明慧ネットに掲載された新資料も随時に入手できるし、一緒によく交流をします。学習者の中の誰かに問題が起きれば、皆で正念を発して共に問題解決をします。基本的に師父が法を正すことについてきています。

 「九評」が発表されてから、我々は数百枚のVCDと数十冊の文書を配り、学習者や、その親戚友人たちも脱党声明を発表しました。資料拠点が至るところにあれば、大法を実証し、衆生を救い済度するのに非常に役に立ちます。全体の協力がよければ、法の力も強くなります。私心がなく、全て他人のために事を行えば、大法を実証する歩みも正しく行うことができます。これらのことは全て実践で証明されています。

 師父の「ヨーロッパ・ストックホルム法会宛」」の経文を繰り返し学習してから、我々は常に自分の言動に対して、「本当に神が持つべき言動ですか?」と問いかけなければならないと思いました。我々が煉功と法の勉強を怠ったときに、自分に「本当に神が持つべき姿勢ですか?」と問いかけなければなりません。我々が真相資料の小冊子、お守りカードを焦って作成する時、印字がはっきりしないものや曲がったものを作ってしまい、VCDはカバーを掛けないで発送してしまう行動に対して「これは神のとるべき姿勢ですか?」と反省しなければなりません。他の学習者が自分に対して何かを指摘した時に、自分がそれを快く受け止めることができない時、他の学習者が作成した真相資料にちょっとしたミスがあった時に、学習者に対して文句を言ったりした時、子供に対して腹が立ったり、殴ったりした時、夜の12時に睡眠を取るために、正念を発さない時、これらの言動に対して「これは神のあるべき姿勢ですか?」と問いかけなければなりません。勿論、これらの答えは全て“NO”です。

 しかし六年が過ぎ、邪悪が弱くなっているにも関わらず、一部の地域では邪悪が相変わらず猛り狂ったように暴れています。一つの重要な原因は、我々の考えと行いが法を正す時期の大法弟子の基準に達していないことです。我々大法弟子が真に神の基準に達していれば、自然に邪悪も自滅するでしょう。

 学習者の皆さん、もっと威力を発揮しましょう!

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/7/2/105259.html