日本明慧
|
文/台湾大法弟子 【明慧ネット2005年7月11日】父は転倒した車の右助席の下にしゃがむようになっていた。外から「あなた、あなた、早く来て!」というある女性の驚いた叫び声が聞こえてきた。父は、急いですでに変形している左側の窓から這い上がって外に出て、車の頭部に沿って下へと滑って下りた。そして、その女性に手を振りながら「大丈夫です。私は大丈夫ですよ!」と、安心させた。あの女性は、驚きを隠し切れず「本当に大丈夫ですか?」と心配そうに聞いた。父は「本当に大丈夫です」と、明るく答えた。 父は、衝突したその瞬間、まばたきする時間もなく、先生の法身の両手が彼の顔と首を捉えて、右助席の下へとひっぱり入れたという。フロントンガラスの破片とハンドルによる傷はまったくなく、ただ長ズボンの右側が10センチぐらい切られただけだった。当時、父は完全にゆっくりと感じ取る暇もなく、恐れる気持ちもなく、ただ早朝だったので通行車両と通行人を巻き添えにしなかったことを幸いに思っていたという。その時、自分の主人を呼んで急いでお手伝いに来るある女性の声が聞こえた。父はすでに変形している左側の窓から這い上がって外に出て、車の頭部に沿って下へと滑って下りた。そして、助けにきた女性に手を振りながら「大丈夫です。私は大丈夫ですよ!」と、言った。あの女性は、驚きを隠し切れず「本当に大丈夫ですか?」と心配そうに聞いたという。父は「本当に大丈夫です」と、明るく答えてから、車の様子を見た。 事故現場の近くにちょうど警察署があったので、父はすぐ電話で連絡を入れて現場処理を頼んだ。警官は、父に「ここは非常に危険な場所ですが、あなたは減速または徐行しませんでしたか?」と、尋ねた。父は「夜明けでまだ暗くて、周りがはっきり見えなかったのですが、内側の車線が突然安全地帯に変わるなんてあり得ません。私は通常のスピードでブレーキをかけずにぶつかって行きました。師父が私を守ったのです!」と、答えた。警察は「師父って、誰ですか?」と、好奇心で聞いた。父は「私たちは法輪功を修練しています。私たちの師父が私を保護してくれたのです」と、言った。 あまりにも酷い衝撃だったので、車は全壊してしまって修理のしようがなかった。車は廃車になったが人は傷一つもなく無事だった。この事故を経験した父は、家に帰って来て師父の写真の前で合掌して「師父、私を救ってくれてありがとうございます。精進できるよう必ず頑張ります」と、言った。父は、自分のようなこれだけ精進してない弟子を師父は、見捨てることなく、慈悲の心で保護し、命を救ってくれたと、感謝していた。 ここで父は、この体験を文書にしてネット上でみなさんに大法の神秘さを紹介するために、バイクを走らせて新竹警察署に現場写真をもらいに行った。潘さんという警官一人が、「まだ36枚のフィルムを全部使っていないから、全部使ってしまったらあなたにあげますよ」と、言った。しかし、父はできるだけ早くその写真を手に入れたくて仕方がなかった。警官は好奇心で「何故、あなたはそんなに急ぐのですか?」と、聞いた。「私は法輪功修煉者です。師父が私を救ってくれました。私はその写真をホームページ上で公開して大法の神秘さを証明したいのです」と、父は答えた。警官は、「分かりました。午後5時ごろ取りに来て下さい」と、言った。 夕方の5時、父は大法の概要、年寄り修煉フォーラムなどの資料を持って、定刻に警察署に着いた。写真がすでにテーブルの上で置いてあった。父は、警官たちに法輪功を伝えると同時に真相資料を手渡して、喜んで7枚の写真を持って帰って来た。 8日の午後、四番目の叔父は、また父に電話して自分が胡乃文医師に診てもらった状況を説明した。胡医師は叔父には別に病気がなく、ただプレッシャーが大きすぎてそこからの寄せられる精神的緊張と恐れる気持ちが原因だという。「気持ちを落ち着かせてから『転法輪』読みなさい。その中にあなたが執着している問題の解答があるんだ」と、父は叔父とほかにも一時間ほど話し合った。叔父は、『転法輪』を読んでみたいと言った。 以前、父は老婆心切に何度にわたり四番目の叔父に大法を宣伝したが、彼は『転法輪』に興味を示さず、時間がないなどの口実を作った。今現在、父の事故の経験から叔父は完全に自分の観念を変え、法輪大法をことに良く耳を傾けるようになった。 |