日本明慧


7・20 6周年 迫害は力を失い 正義は恐れることなく、人心を得る

 文/明慧評論員  梅潔 

 【明慧ネット2005年7月19日】99年7月20日、中国共産党江沢民グループが全面的に法輪功団体に対する迫害を始めて、すでに6年がすぎた。迫害はまだ終わっていないが、よく観察してきた人々は、すでに次のことに気づいている。

 「暴力的国家機関を持ち、全国のメディアと世論をコントロールし、数十年間人民を抑えて奴隷のように酷使してきた独裁政権は、根本的にこの独特な民間の信仰団体・法輪功に打ち勝つことができない」

 「中国共産党はどうして法輪功を迫害するのか?」この問題は6年間質問され続けた。少し前に、カナダの法輪大法学会の会長・李迅さんはカナダの主流メディアが集まる記者会見場で、同じ質問をされた。

 李迅さんは「真・善・忍は一枚の鏡のように、すべてのうそ、醜さ、暴力、腐敗を映してきた。中国共産党が崇め尊ぶ嘘と暴力は、まさに法輪功の『真・善・忍』の理念と正反対のものである。法輪功を修煉する学習者が多ければ多いほど、このようなコントラストは大きくなる」と答えた。

 2002年に、李迅さんは各国の法輪功学習者と一緒にアイスランドへ迫害の元凶江沢民を抗議しに行った時、ある外交官はかつて彼に対して「権力を独占する国家が国民を制御しようとするときは、往々にして権威感を持たなければならない。しかし、法輪大法の提唱する『真・善・忍』は道徳の権威を備えている」と話した。

 江沢民と中国共産党は、明らかに道徳上の権威と感化力を備えていない。また他の人がこのような力を備えることを嫉妬していると私達は見ている。そこで、彼らは互いに暴力、うそ、利益で釣るなどの手段を利用して、人間が損得を計算する心と、人間性の中の弱点をついて、正しい信念と良知を消滅させようと企む一方で、修煉者に信条を放棄するように強要し、世間の人を脅迫して迫害を認めさせ、参与させている。

 6年来、修煉者に信条を放棄させるため、中国共産悪党はあらゆる手段を使い尽くした。「肉体を消滅させ、経済を崩し、名誉を汚す」ことは、610オフィス(新しい時代のナチス機関)の法輪功学習者に対する絶滅政策になった。残虐な体刑と虐殺で修煉者の肉体を壊して、その堅い意志を動揺させ、目的を達成しようとする。憎しみの宣伝等の手段を使って精神面で法輪功学習者を孤立させる。巻き添え、恐喝、脅迫、監視などの恐怖の手段で、心理面で修煉者に影響を与える。経済上の封鎖を通して、修煉者の生存手段を剥奪する。また法輪功迫害を、進学、就業、幹部抜擢、甚だしきに至っては給料、賞金、福利、住宅、子女の前途等、基本的な生活の利益と直接連結させる。国内外で広く邪悪の場を設置する。各種のスパイあるいは秘密の力を通して、法輪功学習者をかき乱して、謗り、監視する等、6年の間に、江沢民をはじめとする凶悪な党グループが法輪功学習者に対して行った迫害は前例のない、全方位的なものであった。

 迫害の中で、中国の庶民から国際社会まで迫害を認めさせ、黙認してもらうために、江沢民グループは巨額の資金を使って、社会の各領域、各方面で憎しみの宣伝と大規模な洗脳を行ない、脅迫や利益で誘導した。迫害に参与して迎合すれば、実際の利益を得ることができる。迫害に参与しなければ、失業させて、生活の基本権利を奪っていく。各級の官吏の栄転、職務から労動教養所の法輪功迫害に加担する囚人の優遇措置、刑期減らしまで、公安、司法系統の職員の賞金から、大学・高校・中学校・小学校の学生の品行評定と政治成績まで、ニュースメディア系統の資金割当てから、各級の町内会の表彰と奨励金まで、あらゆる方面に及んだ。 

 海外では、西側諸国は中国との関係と貿易に対して関心を持つので、江沢民と中共悪党は外交関係、経済利益などで脅し、利益で釣る。民主的な人権の理念に背離させて、迫害に対して沈黙を守らせる。政治家は選挙の得票数に関心を持つので、一部の人が華人社会団体の名義を借りて、憎しみを宣伝して、まちがって誘導する。商人は貿易に関心を持つので、中共の海外駐在機関は利益で脅迫して、法輪功に対する支持を阻止する。一般人は安全と自由に関心を持つので、恐怖、脅し、かき乱しなどの手段を利用して、正直な人に正義の声を出させないようにする。

 6年来、この種類の道徳的な権威を取り除くために、中共江氏グループは大量の人力と物資を消費して、邪悪な手段で人心を異化、腐敗させ、多くの民衆に目先の利益のために道義、良知を裏切らせた。

 もし迫害に力をかけるのは外部からの力を通して人心を変えたのだと言えば、それでは、法輪功修煉団体は6年の間に、平和を守り、反迫害の力はまさにいかなる外在の力にも動揺しない堅い心によるものである。

 法輪功学習者は「真善忍」という偉大な信条の感化と呼びかけのもとで、苦難を経験する中で、依然として善意をもって、広く民衆に向って真相を伝え、彼らの心の中に注ぎ込まれた憎しみを溶かし、人々を呼び覚ましている。人々に善良な本性に回帰させ、利益と道義の中で賢明な選択をさせてきた。

 いかなる外力も人々の正義の心を変えることはできない。法輪功修煉者、普通の世間の人、及び迫害に参与する邪悪、この三者の変化はよく問題を説明することができる。

 6年来、中国大陸で、毎日たくさんの大法弟子が、静かに、力の及ぶ限り努力して、真相を伝え、真相の宣伝ビラ、CD-ROM、小冊子を多くの家々に送り届けた。迫害の中で、確かに一部の人は圧力と苦しい立場の前で動揺して、甚だしきに至っては回り道をしたことがあった。しかし、佛法真理の力は最後に彼らに立ち上がる勇気を与えた。

 2005年7月18日まで、ネットワークの封鎖を突破して、明慧ネット上で再び修煉に戻る「厳正な声明」を発表した者は、すでに276,234人に達した。海外で、99年7・20から現在まで、各国各民族の法輪功学習者は、迫害を制止し、大陸の同修の圧力を減らすために、6年間を1日のように、あちこち駆け回って呼びかけ、悪党の情報封鎖を突破して、多くの真相を伝える道を切り開き、迫害者をぞっとさせ、善良な者を喜ばせた。6年の封鎖にもかかわらず、法輪功の真相は海外でますます広く伝わった。6年の誹謗と迫害を経験しても、「真善忍」は押しつぶされていない。

 善と悪の対比は、最も人の心を揺り動かすものである。6年の間に、法輪功学習者が絶えず真相を伝えることによって、世間の人も目覚め、内心から束縛から解放された。300万以上の中国民衆は、すでに公然と悪党から離脱する声明を発表した。国際社会においても、だんだん多くなる正義の力が、迫害を厳しく非難している。

 6年の間に、迫害者の陣営は絶えず崩れている。江沢民、羅幹、劉京、周永康などの悪人は、すでに多数の国家から「人道に対する罪」、「集団殺害罪」などの罪名で起訴された。本当に考えを絶対に変えないで、悪い事をする人はますます少なくなってきた。表に出て、邪悪を暴露し、光明と自由に向かう人も、だんだん多くなってきた。

 最も残虐な者は、最も虚弱な者である。最も狡猾な者は、最も恐れ慌てる者である。残虐、狡猾な者には全滅の結末しかない。6年の迫害で、中共の凶悪な党の本性はすっかり暴露され、法輪功の提唱する真善忍の理念を検証した。法輪功学習者が真理を実践する過程の中で表した強靱さ、慈悲と寛容は、更に多くの人に、真理の力を、身をもって体験させ未来の希望を見せた。

 時が経つにつれて、江xxを代表とする中共悪党はすでに迫害に力をかける所はなくなった。真相はだんだんと人心に入って、良知、正義を恐れないことが、ますます深く人の心に染み込んだのである。

 
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/7/19/106439.html