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青海省の校長は文化大革命時のような屈辱的な手段で批判され 労働教養所で死亡

 文/青海省大法弟子

 【明慧ネット2005年7月26日】法輪大法の修煉を堅持し、厳しく自分を律していた、小学校校長の張有禎氏は、文化大革命時のような屈辱的な手段により迫害され、また青海省労働教養所での拷問により、2003年6月19日(旧暦の5月20日)、 冤罪が晴れないままこの世を去った。

 張有禎氏(男性、1958年生まれ)は青海省互助県辺灘郷の人で、在世中水洞小学校の校長を勤めており、小学校高級教師の資格を持っていた。1995年に法輪功を修煉し始めてから、更に責任感が強くなり、厳しく自己を律し、真面目な仕事ぶりで、かつて10数回も「優秀教師」、「模範教師」など栄誉ある称号を獲得していた。

 1999年7月20日、江氏集団が法輪功を迫害し始めた後も、悪い環境の中で張有禎氏は修煉を堅持していた。2001年3月29日、校内で、青海省互助県公安局国内安全防衛大隊に連行され、24時間に亘り拷問による自白を強いられ、翌3月30日、不法に互助県の留置場に監禁された。

 留置場では、警官に何回も尋問され、虐待された。悪人らは中共の文化大革命時に使用した手段を持ち出しては侮辱した。全県万人大会と辺灘郷万人大会では、手錠を嵌め、胸元には無理やりに不当に付けられた所謂「法律の実施を破壊した罪」と書かれた1m(3尺)余りの看板を吊るされ、街中を引き回された。このような迫害は9ヶ月以上の長期に亘って続けられた。

 9ヶ月後、2002年1月8日、張有禎氏は不法に青海省湟中県多巴鎮の青海省労働教養所に移された。当時、長期に亘る拷問と精神的な虐待を受けていたため、体は既に著しく傷つけられ、極めて衰弱していた。

 労働教養所ではまた邪悪な警官により、40日余り虐待された。労働教養所の警官は刑事犯らを指図して、法輪功学習者に対して厳しく監視し、心身の自由を制限した。毎日8時間から10時間に亘り、罰としてずっと立たせるなど、数多くの迫害を加えた。

 2002年4月、迫害されて生命の危機に陥り、生活は既に自立できず、人の支えなしでは寝起きや歩くこともできなくなった。このような重篤な状態に陥って、労働教養所では突然「労働教養所外での治療」を決定し、家族に張有禎氏を迎えるように連絡した。家族の手厚い保護と治療で、体は少しずつ回復してきた。しかし、症状が少し好転すると、邪悪な警官はまた敏感期を理由に、中共第16回大会の前夜、無理やりに張有禎氏を労働教養所に拘禁した。

 20日後、迫害された張有禎氏は既に危篤状態にあった。労働教養所は責任から逃れるために、また自宅に送り返した。しかし迫害が非常に過酷であったため、張有禎氏は2003年6月19日(旧暦5月20日)、冤罪が晴れないままこの世を去った。


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/7/26/107024.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/8/2/63527.html