中国共産党検察長・賈春旺：　デンマークで告訴される（写真）

　【明慧ネット2005年8月30日】（明慧記者王英の翻訳編集による報道）8月28日デンマークの有名弁護士泰葛・特頼爾（Tyge Trier）先生は、デンマークの法輪功学習者を代表して、中国共産党最高人民検察院の検察長兼610リーダーの一人である賈春旺がデンマークに着き、国際検察官協会が催した会議に出席したところを「残虐体刑罪」で告訴した。

　法輪功代表のデンマークの高名な人権弁護士泰葛・特頼爾（Tyge Trier）先生は、メディアの取材を受けて、「今回の告訴はとても重大な訴訟事件です。私たちは、デンマークの検察庁が詳しくこの事件を調べるよう望んでいます。賈春旺を再審理し、必要に応じて彼を逮捕し、取調べ期間中はデンマークで拘留するよう希望します」と、発言した。

　被告の「610事務室」の副主任である賈春旺は、1999年から中国法輪功学習者を不法に拘禁して、残虐な体刑と謀殺を行うなど、実行責任者として直接迫害に参与した。賈春旺が公安委員会委員長を担当していた時、彼は全国の公安系統組織を通じて、法輪功迫害の計画を立てるよう指導した。彼が在任中、数千人を超える法輪功学習者が殺害され、少なくとも6000人もの法輪功学習者が不法に刑罰を下されて入獄し、数十万人もの人々が労動教養所に閉じ込められた。　　

　賈春旺は、積極的に法輪功に対するでたらめの宣伝を繰り広げ、恐怖的犯罪の「言い訳」を探し出そうとした。
賈春旺の在任中、残酷な苦痛を加えられた法輪功学習者たちが、世界各地で訴訟を起こしている。

　今年19歳の原告劉暁天さんは、両親が法輪功を修煉したため、賈春旺が公安委員会委員長在任中に、残酷に殺害されたという。デンマークのエスビャルク（Esbjerg）に住んでいるもう一人の原告・楊天楽（音訳）氏の母親は、非法に逮捕されて悪情況の中で三年もの監禁生活を強いられているのを目撃されたという。

　デンマークの法輪大法学会は、賈春旺を逮捕し、公正な法律で裁くようデンマーク政府に強く呼びかけている。

（中国語：http://www.minghui.org/mh/articles/2005/8/30/109451.html）
（英語：http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/8/31/64455.html）