日本明慧


自ら大法の不思議さを体験(写真)

文/金子容子

 【明慧ネット2005年8月22日】正法を修煉してすでに6年が経ちました。この6年間で、私は多くの学習者と同じくいろいろな体験をしてきました。その中で非常に不思議な体験をしたので、それを記し、師父の慈悲なる済度と苦心の加護に感謝し、大法の不思議さと非常に超常的であることを証明します。

 一、手錠で大法弟子を拘束することはできない

 2002年5月24日、私は2人の学習者と共に北京に真相を伝えに行きました。そこで連行され、留置場に監禁されました。私は断食で抗議し無罪釈放を求めました。その後、留置場に指定された病院に送られ、そこで注射を強いられました。4人の警察官(4人とも20代の頑健な体の男性)と医師は、私をベッドに押しつけて強引に点滴をしました。両足と点滴をしていない片手をそれぞれ手錠(3つ)でベッドに固定して、部屋を出て行きました。その時、私は「必ず針を抜こう」という一念しか持っていませんでした。そこで手錠をかけられた方の腕を引っ張ってみると、手錠が解けてしまいました。監視ビデオで見ていた警察官はあわてて駆けつけて来ましたが、部屋の外でためらいながら、緊張した顔つきで「窓の方に行くな!」と大声で言い、どうも入ることを恐れているようでした。本当に警察官は恐怖で頭が混乱していたのではないでしょうか? 私の足はまだベッドに固定されたままなのに、どうして歩けると思いますか? 続いてまた二人の警察官がやって来て慎重に部屋に入り、私のベッドに近寄ってきました。手錠を手に取って観察していました。この機会に私は彼らに大法の真相を伝えました。「大法は超常的なもので、これからは大法弟子を迫害することをもう止めなさい」と忠告しました。警察官らはただ黙って聞いているだけで、何も言わずに部屋を出て行きました。彼らの表情から察すると、彼らは完全に大法が非常に不思議で超常的であることを信じているように思えました。

 二、「死人ベッド」で大法弟子を拘束することはできない

 翌日、警察官が「手錠でだめなら、今度は“法輪功ベッド”に縛ってやる!」と言いました。彼が言う“法輪功ベッド”というのは、法輪功学習者を迫害するためにわざわざ作成した刑具で、“死人ベッド”とも呼ばれています。4〜5人の警察官が、身体を“死人ベッド”にきつく縛りつけ、両手を頭上に上げベッドの前足に固定します。そのため、少しも身動きができません。警察官は、私を“死人ベッド”に縄で締めつけながら「君は大法弟子だろ、君の師父はとても良くしてくれるだろう。“忍”をするなら、思い切り耐えてみろ!」と言いました。これは旧勢力が大法弟子を嫉妬し、警察官の口を借りて鬱憤を晴らしていることだと分かっていました。間もなく両手が痛くなり痺れてきました。背中も腰も次第に痛くなってきました。しかし、当時私は痛みのことは考えておらず、このような状態に耐えられるかどうかも考えていませんでした。自分は大法を広める時期に恵まれ、法を実証する大法弟子であることは、とても幸運なことであり、師を助け、法を正すことができるとは、光栄この上ないものと考えていました。そう考えているうちに痛みを段々感じなくなり、静功で入定しているような状態になりました。体がなくなったようで非常に気持ちよく素晴らしい心地でした。知らず知らずのうちに眠ってしまいました。その後警察官の話によると、私は3日間もこの状態が経過したということでした。また夫が日本人であり、このまま“死人ベッド”で死亡してしまうと、彼らは責任を負わなければならないため、私をベッドから解放しました。
酷刑図

 三、大法弟子は打ち壊されることはない

 警察官らは私を“死人ベッド”から解放した後、北京市公安局病院に移しました。そこは、大法弟子を最も残酷に迫害しているところです。公安病院の地下室で私は残酷な拷問にかけられ、更なる迫害を受け、一層苦しめられることになりました。

 数人の警察官が、私をベッドに押しつけ、両手足を四方向に極限まで力一杯引っ張り、それぞれを四つの手錠でベッドの足に固定し、体を真っ直ぐにさせました。その時、足には何十kgもの足枷をはめ、その上に手錠もかけられていたため、くるぶしが足かせに潰されそうになり、痛くてたまりませんでした。また、手錠で強く締められた両手首も同じように血が滲み出ました。警察官は、「これはまるで豚を殺しているようだ!」と言っていました。続いて、鼻から胃へ管を差し込み強引に食物注入させられました。食物注入が終わって警察官らはわざと管をしっかりと結びませんでした。そのため、胃に入れられた糊状のものが管から逆戻りして流れ出し、首から肩にねばねばとしたものが広がってべとべとになってしまいました。これだけでは済みませんでした。彼らは尿道に管を差し込み、トイレへ行かせないようにしました。ちょうど生理になり、彼らは私がベッドを汚すのを防ぐためにビニールシートを敷きましたが、下半身には何も身に付けないまま放置されました。

 当時、北京の気温は35〜36度に上がっていました。地下室には窓もなく、通風設備もなく蒸し暑くて湿気も多く、生臭い臭いが漂っていました。私は全身汗びっしょりで、下半身は生理の分泌物に浸っており、肩と首に固まった糊状のものは腐ってとても臭いにおいがしました。

 私はこのように身動き一つできない状態で、二十日間近くベッドに縛られていました。この間、私は痛くて我慢できなくなると、知らないうちに眠ってしまっていました。眠っている時はとても気持ちがよく、縛られているという感覚は全くなく、寝返りもでき、手と足は自由に動かすことができました。ある日、寝ているようで寝ていないような、うつらうつらしていたところ、一匹の大蛇が大きな口を開けて空中から私を襲って来るのが見えました。私は少しも恐れず落ち着いて見ていました。大蛇が近くまで来たとき、私の体から突然剣が飛び出し大蛇を真っ直ぐに突き刺しました。目を開けて周りを見ても、何も変ったことはありませんでした。私たち大法弟子は師父の法身と護法の神に保護されている上に、法器によっても保護されていることを悟りました。

 私の部屋はトイレに近く、そのトイレの裏には換気扇が回っていました。24時間回っていてとてもうるさいのです。ある朝、騒音で目が覚め、心臓が非常に苦しく、汗びっしょりで、全身に激しい痛みを感じ、間もなく心臓が締め付けられるような発作的な激痛に繰り返し襲われ、その苦しみは耐え難いものでした。人間が壷に入れられ、もうすぐ窒息するかのような、人間が崩壊する直前のような苦しみを感じ、もう限界でした。このとき、私は師父の《苦其心志》の詩を思い出し、暗唱し始めました。何回も暗唱した後、心臓が少し楽になったと感じました。続けて暗唱していると、心臓の調子は益々よくなり、締め付けられていた心臓がどんどんと広がり、その後体も回復し始めたと感じました。先ほどの苦しみがすっかり吹き飛んでしまい、非常に気持ちがよく、非常に素晴らしい感じにとって代わりました。偉大なる師父がもう一度私に生命を与えてくださいました。

 あれからもう三年経ちました。この体験を思い出す度に、涙が止めどもなく流れてしまいます。偉大で慈悲なる師父は、私たち一人一人の大法弟子、宇宙の衆生、世の人々のために、言葉では表現できない全てを引き受けてくださり、耐えてくださっています。まさに師父が『精進要旨』の「法を正す時期の大法弟子」でおっしゃった通りです。「もし皆さんのために歴史上の一切を引き受けなければ、皆さんは全く修煉できなくなります。もし宇宙の衆生のために一切を引き受けなければ、彼らは歴史が過ぎ去るとともに解体されてしまいます。もし世の人々のために一切を引き受けなければ、彼らは現在まだ世に存在できる機会すらありません」。師父のご恩には永遠に報いることができません。私たちは、精進し、精進して、さらに精進するしかないのです! 師父のおっしゃった三つのことをしっかりと行いましょう。


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/8/22/108937.html