日本明慧
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【明慧ネット2005年9月1日】現在法を得る人がますます増え、『転法輪』が足りない状況だ。新しい学習者が法を得たとき、私達はできるだけ彼らに本を渡せるようにしている。 去年、私は修煉をやめた人から『転法輪』を渡された。そのとき彼にお金を払おうとしたが、彼はどうしても受け取らなかった。今年になって彼は再び修煉を始めようとし、私に本を求めた。しかし私はもうすでに新しい学習者に渡してしまい、今どこを探しても本はないのでどうしようかと考えた。 私は『転法輪』が一冊あったのを思い出した。その本は3ページから21ページがなくなっており、おそらく常人に破られたのだと思うが、ページが欠けた『転法輪』をどうしようか。これは私達の毎日の勉強に必要なものなのだ。 このとき師父の講法が突然私の頭に浮かんだ。「佛家では人を済度するのに条件を言わず、代価のようなものを求めることもなく、無条件にその人を手助けできます」。彼が勉強したいなら、私は助けてあげるべきだ! 私は文字を修正した『転法輪』を彼に渡して、そのページの欠けた『転法輪』に手書きのものを貼り付けようとした。 私がそのページの欠けた『転法輪』を開いて見ると全部のページがあった。ページを間違えたかな?と思い、一ページから最後まで見ても、本当に全部あった。そしてページが欠けたところには白い印があった。 師父が慈悲で全部補ってくださったのだと分かった。
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