日本明慧
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【明慧ネット2005年9月13日】(ニューヨーク=記者・蘇青)2005年9月12日、法輪功学習者は、ニューヨーク国連本部ビルの前で、国連加盟国首脳会議(国連サミット)の開催に向けて、参加諸国の首脳と民衆に対して、中国で起きている法輪功に対する残酷な迫害に関心を寄せるよう呼びかけ、まもなく国連サミットに参加のためニューヨークを訪問する胡錦濤中国国家主席に、江沢民の迫害政策を継続せず、直ちに法輪功に対する弾圧を停止し、監禁されたすべての法輪功学習者を釈放するよう求めた。
*迫害は今なお続いている 午前12時半からの記者会見で、6人の法輪功学習者は、親族が受けた迫害の概要を述べた。一つ一つの真実の物語は、中国で今なお続いている残酷な迫害について語られた。
符泳青さんの婚約者で、アメリカ籍の李祥春さんは、2003年1月22日に広州空港で逮捕され、3年の判決を言い渡された。逮捕された理由としては、ただ法輪功を修煉し、中国の民衆に中国共産党による法輪功への迫害の真相を伝えただけであった。逮捕されている間、李祥春さんは殴打され、強引に鼻から食物を注入され、長時間作業を強いられ、法輪功を誹謗するビデオを見るように強いられた。
香港に居住しているアメリカ籍の梁暁豊さんは、母の袁玉菊さんと兄の梁劲晖さんが法輪功を修煉しているため、2005年7月19日に四川省濾州市で経営しているパソコン店で理不尽に逮捕された。8月17日、母の袁玉菊さんは、店で法輪功の音楽のあるMP3を販売し、法輪功のチラシを配ったと告発され、一年の労働教養を言い渡された。現在、四川資中楠木寺女子労働教養所に監禁されている。兄の梁劲晖さんは、まだ濾州市看守所に監禁されており、公安局側は、家族が依頼した弁護士に弁護をさせず、家族からの見舞いも拒否した。 ソフトエンジニアの鄭文利さん(アメリカ籍)の両親、鄭瑞環さんと劉英蘭さんは、河北省唐山市冀東油田のハイレベルの電力エンジニアであった。両親は法輪功の修煉を堅持し、迫害の真相を暴露したため、2005年7月8日昼、山東省淄博市国家安全局と勝利油田濱海公安局に連行され、パソコン、法輪功の書籍や資料も押収された。鄭瑞環さん、劉英蘭さん夫婦は、今なお勝利油田看守所(濱海公安局看守所)に不法監禁されており、断食で監禁、迫害に抗議している。 *関心を寄せ、迫害を停止するよう呼びかける
中国にいる、海外の法輪功学習者の親族が受けた迫害は、中国で起きている残酷な弾圧の一つの縮図にすぎない。6年来、数千数万の大陸の法輪功学習者は、労働教養を強いられ、刑罰を下され、洗脳され、やむを得ず流浪生活に陥った人もいる。確認できただけでも3000人近くが迫害により死亡した。しかし、このすべては中国共産党のでっち上げの宣伝と情報封鎖により、覆い隠されている。 国連創設60周年、国連加盟国首脳会議(国連サミット)の開催に向けて、法輪功学習者は72時間のリレー断食で、もっと多くの人々が迫害に関心を持ち、共に迫害を停止させるよう呼びかけている。法輪功学習者は、まもなく入国する胡錦濤中国国家主席に、江沢民の迫害政策を継続せず、直ちに法輪功に対する弾圧を停止し、すべての監禁された法輪功学習者を釈放するよう求めた。 符泳青さんは、海外の法輪功学習者の呼びかけと、アメリカ及び世界中の人々の支持や関心がなければ、李祥春さんが今どんな危険な立場に置かれているのか想像できない、と表明した。「しかし、李祥春さんはアメリカ籍であり、信仰により中国共産党に刑罰を下され長期に監禁されていることは、どうにも理解できないし信じることができない。信仰の自由はアメリカの建国の方針であり、人権を踏みにじる行為をこれ以上続けさせるわけにはいかない。李祥春さんはまだ監禁されているが、私たちは、李祥春や数千数万の法輪功学習者が本当の自由を獲得するまで引き続き努力していく」と、符泳青さんは述べた。 記者会見で、アメリカの国会議員クリス・スミス(Chris Smith)氏がブッシュ大統領への手紙を紹介した。手紙は、ブッシュ大統領が胡主席と会見する際、法輪功を含む中国の人権問題に言及するよう求めた。 記者会見には、西洋のメディアも取材に集まった。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/9/13/110339.html)
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