生の喜びが甦った(写真)
—品質管理主任の修煉物語
文/台湾大法弟子
【明慧ネット2005年8月13日】
完全麻痺に近く、医者はどうすることもできなかった
林紳埼氏、48才は、台湾の一会社の品質管理主任である。彼は何年も前に中国大陸の東北の方へ派遣され、東北の厳しい天候のために、ひどい病気を患った。台湾に戻った時には、四肢が殆ど麻痺しており、首を動かすことさえ困難であった。医者が言うには、それは多分頸部の萎縮で、手術の成功率は、50%であった。彼の首は固定する必要があった。しかしながら、もしも手術に失敗すると、生涯首を動かすことができなくなる。彼は手術を受けるのを恐れた。もしも失敗すると、半植物人間になる。そのように生きたくはなかった。実はその時彼は首だけでなく、四肢にも病変が起きていた。四肢を動かすのは難しく、階段の上り降りは、人の助けをかりて、ゆっくりとすることができるだけであった。時々彼は思った、人は病気の苦しみから自殺をするが、自分はそれさえできない、首や四肢が殆ど動かないのだからと。
彼は多くの有名な医者を訪れた。漢方や、西洋医学、マッサージ等々も試してみたが、どれも効果がなかった。良医を求めて二年間を苦しみの中に過ごした。このために会社は彼の任務を軽いものへと変えた。
法輪大法修煉を始める
1999年4月25日、10,000人以上の法輪功学習者が請願しに北京へ行った。中国や海外のメディアもこの件を報道し、それが台湾でこの修煉法の知名度を高くした。林氏は新聞で多くの報道を読み、法輪功が本当に病気を治せるのなら、自分も学ぼうと思った。CCPのメディアの否定的な報道に恐れなかったかと聞かれ、彼は笑って言った、「私は仕事で大陸にいました。そして地方政府関係者達と接触があり、CCPが嘘をつくことはよく知っていました。彼らが言うことは普通、やることの反対です。政府が言うことは信用できません」。
だから彼は他の参考資料も読んだ。例えば、新聞には大学教授や医者、そしてその他のエリートによって書かれた法輪功に関する評論が多くあった。彼らの法輪功に対する評論は、全て大変肯定的であった。法輪功学習者たちは、法輪功の本を読み、煉功をした。彼らの振る舞いは、中国政府の宣伝とは逆であった。それで林氏は、法輪功を修煉することに決めた。
修煉により家族全員が受益する、心性を修し、相手のことをまず考える
法輪功の修煉を始めて6ヶ月後、彼の首や四肢はついに自由に動くことができた。だから彼はより修煉に励み、心性の向上に努めた。今日では彼の病気は全て消え去り、彼は普通の人のように歩く。6年前には彼は階段を上ることさえできなかったとは、誰もわからない。彼が長い間患っていた胃潰瘍のような他の病気も、みな治癒した。彼は一銭も使わず、何の薬も飲まなかったが、全ての病気は治癒した。多分慈悲ある環境のために、修煉者ではない彼の家族の者たちも病気がなくなった。丁度師父が言ったように、「あなたは正道を修煉しているので、一人が修煉すれば、まわりの者に恩恵を与えることになります」。(転法輪)
今では彼の修煉は簡単そうに見えるが、修煉を始めたばかりの頃は、多くの困難があった。彼の妻はいつも不満で、彼が洪法活動に参加するのを阻止しようとした。一定期間彼は、妻の顔を見たくなかった。仕事が終わると家へ帰りたくなく、妻が彼の修煉における向上を妨げる障害であると感じた。が、ある日ある思いが彼の心中に飛び込んだ、「修煉においては偶然というものはないのだから、これらの難が心性の試練であり、妻が試練を与えているのだと見てはどうか?」
「ものごとの良し悪しは、一念から来るものです」(転法輪)。自分の考えを変えてからは、毎日妻の顔を見るのが難しくなくなった。妻が何を言おうと、彼はいつもそれを虚心をもって受けることができた。修煉者として彼は常に“人を自分の先におく”という高い基準を自分に要求し、相手のことをまず考えるよう務めた。次第に彼の妻は困難をもたらさなくなっていった。現在では、彼の妻は修煉者ではないが、仕事で彼女のお客さんにいつも法輪功を推薦し、資料を与える。彼の妻の変化は、林氏自身が心身共に健康になり、心性の昇華を達成したことと関係する。
職場の同僚たちが同修となる;会社が煉功点となる
最初の頃、林氏が法輪功を紹介すると、同僚たちはいつも言った、「もう少ししてから。あなたがどうなるか見てみたい」。彼は不満に思わなかった。彼は“真善忍”の原則に従った。彼が日々より健康になり、精力に満ちてくるといった事実以外に、彼の、人のことをまず考える、無私な態度が又同僚たちの法輪功に対する態度を変えた。
二年目には、彼らの多くが法輪功を学びたがった。彼らは言った、「あなたがより健康になり、若返るのがわかります。又あなたはどんな状況においても、人に親切です。だから私たちも法輪功を学びたく思います」。
このようにして、同僚たちは同修となり、彼の会社が煉功点となった。林氏は、昼食の時間や休憩の時間を利用して、彼らに動作を教え、法の勉強をするよう彼らを導いた。同僚たちは言った、「以前私たちは昼寝の後いつも疲れたと感じていましたが、法輪功を始めてからは昼寝無しでも精力に満ちています」。
彼の息子は言った、「お父さん、僕はもうこのように生きるべきじゃないと思う」
林氏は、彼の修煉が子供たちにも大きな影響を与えたと言う。修煉する前は、彼は子供たちの召使のようであった。彼らがピアノやバイオリンを練習している時、彼はいつも子供たちと共に居り、彼らにサービスし、彼らを保護した。修煉を初めてからは、彼は人生の全ての成功、失敗、順調、困難などには因縁関係があり、全てをあるがままに扱う方が良いということを悟った。だから彼は子供たちの成功に対する執着を放下した。その代わりに彼は、子供たちに真善忍の原則に従って、どんな状況においても良い人であるようにとだけ言った。
ある日入試の前に、何事も真剣にとったことのなかった息子が言った、「お父さん、僕はもうこのように生きるべきじゃないと思う。僕は復習のコースを取り、試験に備えて一生懸命勉強するべきです」。彼は息子の言葉に感動した。息子の変化の全ては、法輪大法のお蔭であることを彼は知っていた。息子は環境に影響され、純粋で善良な本性が現れたのであった。三ヶ月後、息子は試験に合格し、望み通りの学校に入学した。
これら過去の幾年かを省みて林氏は言い続ける、「私は何と幸運であったことか」。身体が麻痺した人から、健康で幸福な人へと変わった。同僚や親戚の者たちは、皆大法のすばらしさを目撃した。その何人かは修煉を始め、ある者たちは修煉はしないが、大法を大いに支持する。「一歩は一つの足跡を作る。誰かが通り過ぎれば、必ず痕跡が残る」と言った人がいる。林氏の修煉物語には、大して奇跡的なことはないが、それでもその中に大法の威力を見ることができる。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/8/13/108286.html)
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/9/11/64786.html)
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