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李偉勲さんが国連難民事務所と米国の協力で海外救出(写真)

 文/アメリカの法輪功学習者

 【明慧ネット2005年9月25日】法輪功の複数の関連団体や、国連難民事務所、米国国務省と議会、一部の非政府組織の助けにより、中国瀋陽市在住の法輪功学習者・李偉勲さんは中国から救出され、9月21日夜、安全にアメリカのボルチモア国際空港に到着した。

              瀋陽の法輪功学習者・李偉勲さんがアメリカに到着

 *中共の迫害を悲惨に被った

 李偉勲さんは、2002年1月から中国警察当局によって残酷な拷問を受け続け、最後には手足が動かなくなり、言語能力を失い、摂食障害を起こし、重体に陥った。家族と救援者の懸命の救援により、中国医科大学第1病院で警察による厳密監視下の治療を受けることが許可された。その間数々の危険を乗り越え、関係者の助けで第三国に脱出した。その後国連難民事務所が彼女を難民と認定し、米国政府の助けで、李偉勲さんがアメリカに定住することとなった。

 李さんとご主人は、ともに某国営工場の共産党委員会に在職していた。工場の党委員会は、工場内で高音量スピーカーで彼女や法輪功に対し攻撃的な内容を放送し続けた。監禁された後、残酷な拷問で重体に陥り、死亡する寸前に家での治療が許可された。そのときにも警察は彼女を24時間監視するために、部屋の壁を壊すよう要求してきた。その後、李さんが海外脱出に成功したため、家族は法輪功学習者ではないが、中国当局から8年の禁固刑を罰せられ、いまだに刑務所に収監されているという。

 李さんの中国居住地の省長・薄煕来氏は、法輪功集団迫害の指揮者の1人で、薄氏が米国訪問したとき、李さんは原告の1人として、彼を起訴すると表明した。

 *米国各界の援助に感謝する

 9月23日午前、米国法輪功学習者の付き添いで、李偉勲さんは米国難民と移民署の社会安置育成訓練に参加した。李さんは同署の援助に感謝し、同署の責任者サラ氏も法輪功学習者が李さんを助けた行動を称賛した。


 同日午後、李さんは米国国務省を訪れ、政府に深く感謝する意を表明した。その席で、国務省の関連部門の官吏らに中国で受けた迫害の実情を陳述し、数々の迫害の卑劣の手段を暴露した。
  
 国務省の官僚は、「米国はこれからも中国共産党による法輪功集団迫害に関心を寄せていく。可能な限り外交会合の場で、中国当局に法輪功学習者や中国人民の信教と言論自由を保障するよう要求し続ける」と述べた。

 中国共産党による法輪功集団迫害が始まって6年間、米国に縁戚がなく、かつ国連に難民認定された法輪功学習者に対し、米国政府が直接受け入れたのは、今回で2度目になる。


 米国の歴史は、信仰の自由を追求する人々が切り開き、「民主、自由、人権」は米国人民の理念を表し、米国の建国精神を表した。米国が正義と道徳の旗を高く挙げ、世界の正義と平和事業を支持し、擁護するとき、米国は繁栄隆盛になるに違いない。これは「天が米国を守っている」ことである。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/9/25/111198.html