日本明慧


諦めないで 恐れないで! (写真)
—第3回 日本真善忍国際美術展—

 文/日本大法学習者

 【明慧ネット2005年9月24日】2005年8月29日から9月4日まで、日本法輪大法協会主催の第3回真善忍国際美術展が横浜市の神奈川県民ホール・第一展示場において開催されました。7日間の開催期間中に計30余りの作品が展示され、人々に深い感銘を与えました。

 今回の展示は二つの部に分けられていました。一つは中国国内で起きている迫害を描いた作品で奥のホールに、もう一つは法輪大法に関する修煉の素晴らしさや善悪にはそれぞれの報いがあるなどの作品で表のホールに、それぞれ展示され、これらの違いは非常に対照的で鮮明でした。参観者らは、「これはまるで正反対の二つの世界を映し出しているようだ!」と感心した様子でした。

 ご縁のある方が大法に出会う

 参観者の中には絵画展のことを事前に知らずに来られた方も多くいました。中には初めて法輪功に接し、中共が法輪功に対して6年もの時を越え、迫害し続けていることを知り、とても驚かれました。しかし、彼らは真実を知って、法輪功に対して同情すると同時に、迫害に反対することを支持しました。日本には法輪功についての真相を知らない人がまだ沢山います。学習者たちはもっと積極的に真相を伝えようと、呼びかけました。

 諦めないで 恐れないで!

 9月1日午前、開場して間もなく西欧系の男性が入って来ました。彼は日本語で皆さんに挨拶をし、展示コーナーに置いてあるしおりに目を止めて、独り言のように「ファルンゴン」と呟きました。

 今回、英語の説明書は用意しませんでした。たまたま中英語版の真善忍画集があり、彼に画集の説明を先に読んでから作品を鑑賞するように勧めました。彼は快く我々のアドバイスに従い、画集を見ながら我々と雑談しました。

 彼は来日してまだ2ヶ月しか経っていません。日本語の勉強のために埼玉に在住しています。彼は法輪功が迫害を受けていることは知っていましたが、迫害された理由が分からず、本当の原因を教えて欲しいと学習者に聞きました。我々は、共産党が人々に信仰の自由を与えないからだと説明しました。彼はすぐに理解して、賛同しました。実は、彼もまた共産国家だったポーランドの出身でした。

 彼は中国共産党が行っている種々卑劣な行為について想像できると言い、何故なら、ポーランドでもかつてそのようなことが起きていたからだと話しました。彼は天使が、迫害の元凶・江沢民を地獄へ押し込んでいる作品を見て、声を出して笑いました。江沢民が15カ国で告訴されていることを知り、それに賛成の意を表しました。

 彼は自発的に、迫害された法輪功の真相を自分の生徒たちに教え、中国人の友人には中国語の真相資料を渡すと言いました。

 さらに、彼は作品鑑賞後の感想を英文で 「私は絵画展の数々の作品に感動させられました。法輪功のことは少し知っていますが、ここまで残酷に迫害されているとは思いませんでした」と綴りました。

 彼は会場を離れる前に、心からの激励を込めて学習者と握手しました。「Don’t give up! Don’t be afraid! If you are afraid,that’s what the Chinese Communist Party wants. Please believe one day you can get freedom like us. Good luck to you! (諦めないでください! 恐れないでください! 恐れれば、中国共産党の望み通りになってしまいます。我々のように必ず自由を獲得できることを信じてください。幸運を祈ります!)

                     ポーランドの青年の感想文

 絵画展は全ての人に開放します

 9月2日午後、黒いカバンを持った30歳前後の男性が入ってきました。彼は片手に渡された資料、片手にハンカチーフを持ち、汗を拭きながら作品を見ていました。彼が奥のホールに入ってから、入り口にいた学習者は、カメラが作動する際に出る「カチャ」という音を聞き、またフラッシュも見えたので、様子を見に行きましたが、彼は何事もなかったかのように作品を見ていました。学習者は彼に声を掛けようとしましたが、避け続けました。彼が去った後、学習者はテーブルに置いていた資料の大部分が消えていることに気付きました。しかし、彼が会場を出た時、手に資料を持っていませんでした。学習者は彼が会場に入ってから真っすぐに「人民法廷」の作品へと向かったことを思い出し、彼が誰であろうと、今回の絵画展は彼にとって自らの生命の行方を選択するのに役に立てばと、心から願っています。

 小弟子の正義感

 9月4日午後、東京明慧学校の先生と子供たちが絵画展に来ました。子供たちは作品の紹介をじっと聞いていました。また、別の空間の邪悪を描いた作品を見て、子供たちは正念を発することの重要性と意義について、認識を新たにしました。

 観賞後、先生と子供たちは近くの公園で作品について感想を話し合いました。子供たちはそれぞれ、もっと良い方法を考えて迫害を制止し、迫害を受けた中国国内の大法弟子の子供たちを救出したいと話しました。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/9/24/111105.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/9/27/65333.html