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法輪功学習者がオークランドで夏徳仁・大連市長に判決文を手渡した(写真)

【 明慧ネット2005年9月28日】(サンフランシスコ東湾=記者・黄凱莉)2005年9月27日昼ごろ、中国大連市の夏徳仁(シャ・デレン)市長が代表団を率いてオークランド市政府を訪問、ジェリー・ブラウン市長と会談を行った。サンフランシスコ湾地区の法輪功学習者らは、市役所前で、アメリカ連邦法廷の判決文を夏徳仁市長に手渡した。

                     市役所前の法輪功学習者

     市役所正門前の広場で残虐な酷刑の実演と真相写真を展示する法輪功学習者ら

 夏徳仁市長の今回のカリフォルニア州訪問は2回目。法輪功学習者の段氏は、夏市長に会い、アメリカ連邦法廷北カリフォルニア州の法廷が、法輪功学習者に対する迫害の責任から逃れることができないとして夏市長に下した判決文及び2002年2月法輪功学習者らが夏徳仁を起訴した際の関連資料が入った封筒を夏市長に手渡した。夏市長は随行員に断るよう命令し、受け取らなかった。

 段氏は「私が夏至長に会った時、まず握手をして、それから文書を手渡しました。彼は、すでに中に何が入っているのかを知っていたようで、受け取ろうとしませんでした。しかも、封筒を横に推し除けました。彼の随行員も受け取りませんでした」と述べた。

 もう一人の法輪功学習者の張氏は、夏市長と会って握手する際、「あなたは法輪功を迫害しないでください」と言った。すると、夏市長は「分かった、分かった」と繰り返し返事をしたという。

 1999年7月から中共の江沢民は、法輪功に対して全国的な弾圧を開始し、数万人の法輪功学習者を不法に逮捕、拘禁し、残虐な酷刑を実施して無残な迫害を続けています。多くの中国の法輪功学習者らが迫害により死に至りました。遼寧省は、全国の中で迫害が最も深刻である地区の一つで、夏徳仁市長は当時遼寧省の副省長であり、残虐な体刑で法輪功学習者らに苦痛を加えたとして、2002年2月、サンフランシスコの法輪功学習者らにより起訴された。

 2004年10月28日、アメリカ連邦法廷北カリフォルニア州法廷は、夏市長と劉淇(リュウ・チー)北京市長に対し、残虐な酷刑や残忍非道な拘禁などに対し責任を取るべきだという判決を下した。エドワード(EDWARD M.CHEN)司法官は、判決の中で「慎重な考慮に基づき、裁判所は、劉淇、夏徳仁両被告が、原告の以下の権利を侵犯したことにより責任を負わなければならないと決定する。残虐な酷刑、残忍非道な侮辱、任意的な不法拘禁などが含まれる」と指摘した。

                    真相が理解した通行人たち

 当日、サンフランシスコ湾地区の法輪功学習者は、オークランド市役所の前で反酷刑の実演を行い、真相写真と絵を展示し、記者会見を開くなどして、法輪功に対する迫害を制止し、法輪功を迫害したすべての悪人を法に基づいて処罰するよう各界に呼びかけた。

          メディアの取材 展示された写真や絵を注意深く見る人々

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/9/28/111408.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/9/29/65389.html