死刑囚の班長の考えが変わった
【明慧ネット2005年9月16日】これは白山市で起きた真実の出来事である。一人の大法弟子が不法に看守所に拘禁されて、その部屋の室長は一人の死刑囚だった(この死刑囚は殺人、死体毀損で死刑になっているが、未解決のため4年間ほど拘禁されており、おかしな亡命者である)。この犯人は警察の唆しの下で、その日の夜に大法弟子に私刑と尋問を加えた。この弟子は慈悲心を持って、彼たちに法輪功の真相を伝え、善を勧めたが、逆に口から血を吐くまで苦しめられ、その夜に病院に運ばれて応急措置をとるはめになった。
看守所はそれにとどまらず、翌日に一命を取りとめた大法弟子を患者監視室に移した。この部屋の室長もまた死刑囚だった。死刑囚は疑問に思ったことを質問して、共産党が偽っており、大法が無実だという真相がすぐさま分かった。大法弟子が生命を捨てても信念を貫き、さらに恨みも怨言もないことに感動した。「君が来る3日も前に法輪功の人が来ると言われて、私に、君達を酷く殴るよう、死ななければ何をやってもいいと言われた。今日私はようやく分かった。法輪功が人によい人になろうと教えているか、つまり正法だ。私は悪いことは何でもやってきたが、法輪功を迫害することはやらない。もっと早く法輪功に出会えば今日のようにならなかったのに…チャンスがあれば、私は法輪功を勉強して、私もよい人になりたい」と、大法弟子にはっきり伝えた。
大法弟子は監禁室の死刑囚に迫害されるどころか、かえって配慮され、他の犯人も彼に法輪功の真相や人生の意義を聞き、多くの囚人が、出てから法輪功を学びたいと表明しているのを見て、警察官は恐れて直ちに大法弟子を別の部屋に移した。
最初の室長が看守所の指示に従って大法弟子を迫害したため、看守所は別の大法弟子をその部屋に移した。室長はいきなり「天安門焼身自殺事件はいったいどういうことだ?」と聞いてきた。大法の本の中には殺生が禁止されており、自殺も殺人も罪があると大法弟子は彼に教えた。「本当の大法弟子はこれをやらないはずで、その事件は濡れ衣であると伝えた。やけどをしている患者には包帯してはならず、傷口が感染するかも知れないので、裸で治療しなければならないことは、医療の常識がある人は分かるはずだが、テレビであのように包帯で巻きつけるはずがない。12歳の女の子劉思影ちゃんは、気道がやけどしていたため、気管を切っているのに、記者の取材を受けてあのようにきれいな声で話せるのか?天安門広場で燃えやすい物もないのに、なぜ2台のパトカーの中に20も30も消火器や耐火毛布を備えているのか?焼身自殺の組織者・王進東は、衣服が燃えていたのに、なぜ両足の間にはさんでいるガソリンの入っていたペットボトルが破損していないのか?自分で考えてみれば、すぐ分かるでしょう?」班長は完全に理解した。「共産党がよく人を騙すことは昔からみな知っている。それでも騙された!君たちはよい人だ。君の断食抗議を支持する。みんな君たちのようだったら中国はまだ希望がある」。この180度の変わりように、看守所中の人々が驚いた。これは大法弟子の正信正念の力である。
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2005/9/16/110534.html)
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/10/1/65459.html)
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