日本明慧


毎日の時間を大切に

 文/オーストリア大法弟子・大壮

 【明慧ネット2005年9月25日】私たち大法弟子は、毎日を法がこの世を正す「最後の日」として考えたらどうでしょうか?

 明日何が起きるか分かりませんが、私たちが把握できるのは今日しかないのです。だらけて怠けている時、執着心をなかなか取り除くことができない時、私たちは「もし明日を『最後の日』と考えるならば、私は今一体何をすべきなのか?」と自分に問いただすことが必要です。私たちは時間と競争しています。毎日の時間を合理的に使うべきで、法を勉強し煉功する時間は、正念を発する時間のように、自分の状況に応じて決めた時間に行ったほうがよいと思います。私個人の考えでは、法を勉強するのは毎日少なくとも1講で、これより少なくてはなりません。

 私たちは毎日常人社会に流され汚染されているため、変異されたいろいろな思想文化を知らないうちに受け入れ、次第に侵食されています。毎日法を勉強することは、はっきりとした主意識を持ち、良くない思想、観念などを取り除き、そして法の中で高めることに繋がります。

 99年当時、私は『転法輪』を毎日一通り読んでいました。心性が素早く向上することをはっきりと感じ、多くの取り除きがたい執着心は、法を勉強するにつれて、いつのまにか取り除かれていました。

 私たちは『転法輪』を読む前に、自分の思想を清めておいたほうがより効果的です。自分の思想の中の良くない考え、業力と良くない観念または外来の妨害を根絶します。これによって心を静めて法を勉強することができます。

 法の勉強中、気が散って集中できない時、気付き次第、先ほどのぼんやりして読んだ段落を再び読み直すべきです。いかなる執着心や観念も持たず、心を静めて法を勉強します。「法は全ての執着、全ての邪悪、全ての虚言を破ることができ、法は正念を固めることができます」(『精進要旨(二)』・「妨害を排除せよ」)。

 師父は『導航—ワシントンDC国際交流会での説法』の中で、「全ての大法弟子にとって、真相を伝えることは必ずしなければならないことです。このことは皆さんにもう一回言っておきますが、あらゆる弁解、表に出たことのない人は皆間違っています。私が思うに、この魔難がいつまで続くかということにいたっては、皆さんはあまり考えない方が良いでしょう。自分が圓満成就できるかどうかも考えないでください。あなたのいかなる心も執着になり、邪悪に利用されかねません。この念が生じた途端、邪悪があなたに偽の現象を演化するかもしれませんが、そのとき、それは一種の妨害となります。今という時間は大事に使わなければならず、この時間は弟子たちに残したものです。皆さんは、修煉し、法を正し、自らを圓満成就に向かわせていると同時に、また衆生も救っていますが、それも皆さんが未来のための一切を切り開いていることになるのです」とおっしゃいました。

 私たち大法弟子は、神への道を歩む修煉者であり、真相を伝え衆生を救い済度することは担うべき責任で、大法弟子がかつて行った誓約でもあります。威徳を立て、圓満成就し永遠に光り輝くことになります。

 私たち大法弟子が三つのことをよく行えば、共産邪霊、黒い手、卑しい鬼及びすべての邪悪な要素は、存在する場がなくなります。

 毎日の時間を大切にし、毎日を法がこの世の中を正す「最後の日」として考え、精進して法を勉強し三つのことをよく行い、より一層多くの衆生を救い済度するよう励みましょう。

 個人の体得であり、適当でないところはご指摘ください。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/9/25/111186.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/10/1/65451.html