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法輪功学習者が救援で渡米、国会ビルの記者会見で感謝の意を表す(写真)

 【明慧ネット2005年10月1日】9月29日午前、アメリカの首都、ワシントンの法輪功学習者が国会上院ビル内で記者会見を行い、国連難民組織、アメリカ政府及びアメリカ国会に対し、李偉勛さんの救援について感謝の意を表した。

 記者会見の中で、アメリカン大学で教鞭を執る劉博士は、ワシントン法輪功学習者の代表として次のように発言した。「アメリカは三百年前に宗教迫害から逃れた清教徒が作った国で、三百年が過ぎて、アメリカが信仰の自由と人権という立国の精神を維持でき、法輪功学習者に庇護を与えました。アメリカもこれで神の庇護を得られるでしょう。」
李偉勛氏の発言(写真右)

 沈陽の法輪功学習者・李偉勛さんが法輪功を放棄しないため、中共により数回に渡って監禁され、さらに2002年1月、警察に酷刑でリンチされ、手足が動かせなくなって、口も利けず、食事もままならなかった。彼女が危篤状態になったとき、家族と友人の救援で、保釈されて治療に当たったが、それでも4名の警察が彼女に対して24時間体制の監視を続けた。保釈期間中、李偉勛さんは監視から逃れるのに成功し、転々としてタイに着き、国連に難民申請をした。

 李偉勛酸と他の国を流浪する法輪功学習者の境遇が、アメリカ国会と政府の注目を得て、今年七月、アメリカ国会の影響力ある上院司法委員会主席ジェームズ・センセンブレナー(James Sensenbrenner)氏が難民問題を担当するアメリカ国務院に書簡を提出、国務院に真剣に法輪功学習者の難民申請を処理するよう促した。

 2005年9月21日、国連難民組織とアメリカ政府および他のNGOの協力の下で、李偉勛さんはアメリカに到着、数年の流浪の生活に終止符を打って、再び自由を手に入れることができた。

 記者会見で、李偉勛さんは、「長い間、多くの国家が法輪功問題を直視せず、裏でいわゆる人権会談を行ってきたが、それは中国共産党にコントロールされるやり方で、明らかに迫害を制止できない。注意すべきことは、中国共産党の法輪功に対する滅殺と連座は、ただ肉体上にとどまらず、もっと驚くことに、生命と精神、信仰の抹殺と殺戮にまで及んでいる!このような精神と肉体の血に満ちた曲解は、実質すべての生命への迫害である。しかし、注意すべきなのは、国際社会がもし本当にそのまま黙視と妥協を繰り返せば、人類には希望がなくなる」と述べた。彼女がさらに続けた。「しかし、アメリカは沈黙しなかった、これは他の国にとっても模範となる行為であり、アメリカはもっとよくできると信じている」。
ワシントン法輪功代表・劉博士

 記者会見で、ワシントンの法輪功学習者は、さらに多くの人の関心の一つ、つまり法輪功は政治に関わっているかについて説明した。劉博士は「迫害から現在まで、法輪功学習者の目的は変わらなかった。これは変わるものではない。それはつまり、迫害を終わらせることである。我々は永遠に政権には興味がない。我々が行ったすべては人々に真相を知ってもらうためであり、これこそが法輪功学習者への迫害を終わらせることだ」と語った。

 劉博士はさらに、「6年間、法輪功学習者が大量の時間と自分の給料を使い、中国国内の学習者は命の危険を冒しても、中国の民衆に真相を伝えてきた。多くの人がそれによって真相を知った。しかし、それでも多くの人は聞こうとしない。長年の間、中国共産党の宣伝によって、多くの中国人は我々に対してマイナスの見方をしている。ときどき憎しみを持つ人もいる。彼らはさらに我々が中国に反対していると思っている。では、なぜ彼らはそのような考えをもっているのか?私が思うに、それは中国共産党の数十年の洗脳宣伝の結果で、人々に思想の中で中国共産党と中国という、二つのまったく異なる概念を混ぜてきた。彼らが問題を考慮するときの方式も共産党のその倫理である。したがって、人々に中国共産党の本質を認識してもらい、どうやって成功したのか?中国人民に対してなにをやったのか、中国人にどれほどの犯行を行ったのか、中国人にどれほどの変異した考え方で洗脳したかを民衆に認識してもらい、この迫害を終わらせるのに重要なステップである」と述べた。

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2005/10/1/111594.html