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ワシントン法輪功学習者が孫家正に警告:法輪功迫害は有罪(写真)

 【明慧ネット2005年10月4日】2005年10月3日、米国ワシントン政府の非公式な活動に参加する中国共産党の文化部長・孫家正氏は、法輪功学習者が手渡した法律書類を受け取った。その中には、米国北カリフォルニア州裁判所が、北京市長・劉淇氏と元遼寧省の副省長・夏徳仁氏に対して下した有罪判決の書類と、人権弁護士テリー・マシュ氏の孫氏へ宛てた手紙が入っている。この手紙の中でテリー・マシュ氏は、孫家正に対し、江氏グループに追随して、法輪功学習者を迫害した中国共産党の官吏は、すでに米国の法廷で有罪判決を下されていると警告した。

 人権弁護士テリー・マシュ氏は「米国北カリフォルニア州法廷の判決を見ると、孫家正のような法輪功迫害に参与する中国共産党の高官は、法輪功学習者が受けた残虐な体刑、不法な監禁、およびその他の残酷で非人道的な境遇に対して、責任を負わなければならないと司法官に判断されている」と言っている。

 当日の午後、孫家正が宿泊するヒルトンホテルで、マネージャーを通して法律書類を孫本人に渡した。

 *孫の“ネットワークの文明プログラム”はメールを遮る

 文化部長を担当する孫家正は6年間にわたり、中国共産党と江沢民集団が法輪功に対して行った絶滅運動の主要な共犯者である。中国共産党が1999年7月20日に法輪功を弾圧した後で、孫家正は江沢民の命令に従って、広範に法輪功の出版物を廃棄し、その出版を禁止した。孫家正が主管する“ネットワークの文明プログラム”と称する委員会は、法輪功の内容の電子メールを監視し、その接続を遮ることを担当した。また、孫家正は知識人に法輪功への憎みを扇動する印刷物の作成を命令した。これらの反法輪功「文化」宣伝は、直接一部の中国人に法輪功への敵視をもたらした。そして中国共産党の残虐な体刑と法輪功に対する殺戮を合法化させようとした。

 *孫家正は行った先で激しく非難され告訴される

 2004年1月28日、孫家正はフランスで告訴された。フランスの著名な女性弁護士オセ・フェリゾン(HAUSER-PHELIZON)氏は、4人の法輪功学習者を代表してパリ地方裁判所に訴状を提出、“酷刑罪”で当時フランス訪問中だった中国の文化部長、「ネットワークの文明プログラム」の組織委員会の主席の一人、孫家正を告訴した。訴状では、彼がマスコミ、文化の形式を利用して憎しみを扇動し、法輪功を廃除する運動を促進させ、そしてすべての法輪功の書籍と録音・録画資料を廃棄するよう命令を下し、さらに法輪功学習者のネットワークを監視、封鎖、抑制し、中国の民衆が西洋のメディアの法輪功に対する真実の報道を知ることを阻止したと主張した。

 2004年7月、この案件を受理したフランス予審判事(Magistrat instructeur、Examining Magistrate)は、対等関係にある中国当局に対して国際捜査令状を発行し(CRI:Commission Rogatoire Internationale)、中国の関連当局に対し、調査に協力するよう求めた。報道によると、これはフランス、さらにはヨーロッパ司法史の中で始めての、中国共産党の高官に対する中共当局の調査だという。

 2004年11月14日、孫家正は香港で開かれた“アジア文化合同フォーラム2004”に参加した。香港の法輪功学習者は彼の車の列が通る道筋と、活動に出席する礼賓府の正門で、孫家正が憎しみを扇動して法輪功を迫害していることを厳しく非難した。

 *積極的に迫害に参与する中国共産党の官吏数名が海外で起訴される

 孫家正を除いて、多くの法輪功迫害に参与した中国共産党の官吏は海外で起訴された。その中には湖北省公安庁の庁長趙志飛、北京市長の劉淇、元の遼寧省の副省長(現在大連市長)の夏徳仁、元の四川省委員会の書記(現在公安部部長)周永康、元遼寧省の省長(現在商務部の部長)薄煕来、610ボスの李嵐清、武漢テレビ局の局長趙致真、元の中国共産党河北省委員会の書記(現在中国情報産業部の部長)王旭東などが含まれる。その中で、趙志飛、劉淇、夏徳仁はすでに米国の法廷で有罪判決が下された。他の案件は現在進行中である。

 *孫家正が文化の交流活動に恥をかかせる

 孫家正が、ワシントンで中国共産党が巨額の資金を使って主催した文化祭に参加しているといくつかのメディアは評論を出した。中国の文化祭は人権を踏みつけ、訴訟案に関わり、そして中国の伝統文化を源とする法輪大法への迫害に積極的に参与する官吏に司会させたが、その行動は完全に中国の伝統文化の内包に背いている。この評論は思わず人々にその文化祭の目的を疑問視させた。そのため多くの現地の華人は、中国共産党の文化部長孫家正が文化祭と中華の文化に恥をかかせていると感じた。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/10/4/111749.html