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重慶西山坪労働教養所「息さえ残しておけばよい」

 文/重慶大法弟子

 【明慧ネット2005年9月16日】中共による法輪功への迫害が始まってすでに6年経ったが、重慶西山坪労働教養所(男子労働教養所)は、信念を堅く守っている法輪大法弟子にとって、相変わらず魔窟である。

 西山坪の最も邪悪な部門は「厳管隊」で、非法に労働教養されたすべての法輪功学習者は、第7大隊の第1中隊に分配されて厳管(厳しく管制)されなければならない。悪警官・王陳は厳管組長に「法輪功学習者をいかに迫害してもよい」と命令し、動揺せず堅く修煉する学習者に対しては、更に酷い迫害手段を取るよう命令した。恐ろしく冷徹な組長・李波は何度も「息さえ残しておけばよい」とわめいた。

 西山坪労働教養所の不法人員が法輪功学習者を迫害する基本的な方法は以下。

 1、 飢えさせる:ご飯の量を正常の量の2分の1に減らし、それから毎日少しずつ減らして、最後には6分の1まで減らす。

 2、 水を与えない:飲み水を少量しか与えず、1日の水の量は水筒のふた(カップ)一個分にすぎない。

 3、 トイレに行くことを制限する:1日中、朝と夜の2回しか行かせない。

 4、 睡眠時間を制限する:1日の睡眠時間は2〜5時間に制限するだけでなく、なおかつ勝手に起こし、甚だしきに至っては全く眠らせない。

 5、 体罰:強制的に小さな腰掛けに座らせ、頭を上げさせない。

 6、 入浴禁止。

 7、 酷く殴る。

 8、 労働時間を勝手に不法に延長する。

 法輪大法学習者・谷久寿さん(60歳過ぎ)は、ある大学の技師である。今回は不法に労働教養されて2度目だが、邪悪の酷い迫害に耐えられず、不本意に「三書」を書いた。しかし、谷久寿はすぐに「三書」を無効にするという声明を発表した。邪悪な看守は声明を取り消すよう要求したが、谷さんは彼の要求に少しも服従しなかった。谷さんは強制的に厳管大隊に送られ、ご飯や水も与えられず、長時間小さく狭い腰掛けに座ったまま迫害された。長時間座っていたため、谷久寿さんのお尻の皮膚が腐って血が出て、下着が大便で汚れても水を与えられないので洗えず、熱い天気が続いているため牢屋は非常に臭くなった。麻薬中毒で労働教養を受けている劉大江が、鉄製ハンガーを持って谷久寿さんの頭を殴ったので、谷氏は頭に怪我をし、たくさんの血が出てきた。麻薬中毒者の張儀は竹板を持って谷久寿の足関節を殴り、しかも、殴られて腫れている足関節を楊枝で刺した。銃を売買したために一時拘束されている劉文準は、谷久寿さんを眠らせず、しかも谷さんの額を殴って腫れさせた。谷さんは目が見えなくなり、失明となって、一ヵ月後にやっと回復した。

 法輪功学習者・唐維城さん(50歳過ぎ)は、大学の会計士である。労働教養所で「三書」を無効にするという声明を発表したため、強制的に厳管組に送られ、46時間眠らせてくれなかった。2時間眠ったと思ったら、その後また46時間眠らせてくれなかった。唐維城さんは3ヶ月も入浴させてもらえなかった。唐維城は小さい腰掛に座らせる罰を受け、頭を上げてはならず、両足の間に竹板を挟まなければならなかった。竹板を落したため酷く殴られて、唐維城さんは頭が固定されたように感じ、上げることが出来なくなった。そのうち麻薬中毒者の劉大江が、鉄製ハンガーを持って唐維城さんを殴ったため、深い血の跡が二つできた。唐維城の非法労働教養が満期になっても釈放させられず、悪警官・王陳は労働教養時間を勝手に3ヶ月延ばした。

 法輪功学習者・張優稿さん(60歳過ぎ)は、大学の上級技師である。2度目に非法労働教養されている間、厳管隊の悪警官と麻薬中毒者が共同で張優稿の両足を引っ張り、整訓隊から第7大隊の第1中隊まで連れ回した。張優稿さんの背中が傷だらけとなったにも関わらず、厳管組の麻薬中毒者らは張優稿さんの背中をむやみやたらに踏みつけ、大便まで踏み出された。

 法輪功学習者・伍群さんはどうしても「三書」を書かないため、厳管組の組長・王国春らに酷く殴れた。苦しみの叫び声が大きかったため、当番の悪警官・彭旭輝が来た。彭旭輝は伍群さんを手錠でベッドにかけて酷く殴った。その後、伍群さんに手錠をかけて低く狭いベッドの下に長時間押し込めていた。伍群さんは頭が上げられず、大小便もズボンの中でするしかなかった。

 法輪功学習者・呂さんは朝、布団を畳んでいる時、麻薬中毒者が呂さんの動きが遅いという理由で、突然呂さんの頭を持って鉄製ベッドの角に激しくぶつけた。呂さんの頭に7センチほどの長さの傷口ができたので、重傷で入院して治療を受けた。その後、さらに呂さんは不法に労働教養を受けた。呂さんに暴力を加えた麻薬中毒者は800元罰金され、労働教養期間が2ヶ月延長された。

 迫害は相変わらず継続しているが、法輪功学習者の苦しくて辛い暮らしが終わる日がやって来るだろう。「天網恢恢、疎にしてもらさず」、われわれが記録してないことは、誰かが記録しておくだろう。誰も記録しなくても、天が記録しているだろう。ここで明るみに出しているのは西山坪労働教養所の悪人が法輪功学習者を迫害している凶行の一部であるが、罪悪を暴き出すのは、世人に知らせるためである。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/9/16/110522.html