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中共が海外で法輪功を迫害するひとつの事例(写真)

 【明慧ネット2005年10月14日】(記者・葉霊輝)中共による法輪功への弾圧は、中国大陸に留まらず、海外にまで及んでいます。中共の圧力と経済的利益の前にシンガポール当局は法輪功に対し、制限政策、ひいては迫害政策を実施してきました。現地の法輪功学習者達は、理由のない差別を受け、合法的な活動を妨害・禁止され、警察から非合法な取り調べを受けました。さらにビザなどの申請を拒否され、ひいては不公平な訴訟や判決、報道をされてきました。

                     トロントにいる張釗培夫婦

 2000年12月21日、シンガポール法輪功学習者は麦里芝ダムに集まり、中国で迫害され、亡くなった法輪功学習者達への追悼会を開きました。その際、シンガポールの警察から理不尽な待遇を受け、当時「南洋理工」大学に就学していた張釗培さんを含む一部の学習者が逮捕されました。その後、張釗培さんはシンガポールの教育部から受けていた奨学金を停止されました。

 シンガポールの教育部との契約には、大学卒業後、永住ビザが取得できることになっていましたが、2004年6月に「南洋理工」大学を卒業した張釗培さんは、理由もなく永住ビザの発給を拒否されました。

 シンガポールで就職した張釗培さんは、仕方なく就労ビザを申請しましたが、それもまた、理由もなく許可が下りませんでした。

 また、張釗培さんは、シンガポールで法輪功の真相を伝える活動をした際、何度も現地警察に連行されて取り調べを受け、警告を受けていました。

 シンガポールに居場所がなくなった張釗培さん夫婦は、しかたなくカナダ政府に難民申請をしました。10月5日、彼らはカナダ政府から認定された難民として、トロントに到着しました。              

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/10/14/112409.html