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西安警察の韓辛磊さんが公に脱党後、暗殺された

 【明慧ネット2005年10月17日】陝西省西安市公安局の警察官・韓辛磊さんは勤務先で公に中共悪党を脱党した後、陰謀にかかって、2005年9月9日、冤罪を負ったまま死亡した。韓辛磊さんの年老いた両親と祖父母は、悪党の恐喝、脅しの中で苦痛に満ちた日々を過ごしている。韓辛磊さん一家はみな警察官で、代々公安の名門である。それでも、悪党は彼らに対する迫害を緩めなかった。

 韓辛磊さん(30数歳、男性)は、2005年6月、大紀元の社説『九評共産党』を読んだ後、非常に驚き、共産党が行ってきたすべてに憤慨した。自分の崇高な理想である、暴虐を取り除いて善良な民を安心させ、人民のために潔白にするという抱負は、全て悪党によって、きわめて卑劣な手段で欺かれた。徹底的に共産党の「偽、悪、闘」の罪悪の本質をはっきり見分けた後、韓辛磊さんは毅然として勤務先で公に脱党する声明を出し、そして配布された銃を元の勤め先に返して、西安市公安局を辞職しようとした。

 2005年6月、公に脱党した後、悪党の不法人員はずっと韓辛磊さんを迫害する計画を立て、彼と運転手を監視していた。2005年8月下旬のある日、韓辛磊さんが家から出て、階段を降りて買い物に行く時、突然後ろから来た悪人に重い物(おそらく鉄棒か石の類)で、後頭部を殴られた。韓辛磊さんはその場ですぐ倒れ、意識不明になり、傷の程度はきわめて深刻であった。

 家族が病院に送り、緊急措置をとった後も、悪党はまだ彼を放さず、続けて私服の警官が監視して迫害した。一度、心優しい看護婦が韓辛磊さんの酸素吸入の管が悪人に抜かれたことを発見して、すぐ両親に教えた。両親はとても心配して、誰かが韓辛磊さんを謀殺しようとしていることが分かり、自ら昼夜見守ることにした。同時に、西安公安局に対し、早く凶悪犯を厳重に処罰するよう求めた。

 西安市公安局は、捜査を遅らせる手段をとり「提訴する必要はない。韓辛磊さんは目が覚めたら、何でも分かるようになるから」と言った。何日か後に、両親が疲れ果てて眠くなった時、隙をついて悪人はまた迫害した。両親と病院が発見した時にはすでに遅く、緊急措置をとってすぐに手を尽くしても助からなかった。韓辛磊さんは2005年9月9日、冤罪を負って死亡した。

 両親は極度の苦痛の中で、また西安市公安局に早く刑事事件を解決するように催促したが、公安局は「彼はすでに死亡した。だから提訴しない」と言った。真実は隠せば隠すほど現れるものである。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/10/17/112398.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/10/19/66028.html