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上海の大法弟子・林鳴立さんが拉致され、兄がカナダで救援の呼びかけ

 【明慧ネット2005年10月15日】上海市国家安全警察は10月9日、上海の大法弟子に対して大規模な逮捕を行った。法輪功学習者・林鳴立さんは住宅団地で拉致され、カナダ在住の彼の兄・林慎立さんが弟の救援を呼びかけている。

 カナダの法輪功学習者・林慎立さんは法輪功を修煉したため、中国大陸で不法に3年間の労働教養を強いられたが、2003年に救援組織とカナダ政府の支援によって救出され、カナダに入国した。彼の弟の林鳴立さんは2001年4月、不法に2年の労働教養を言い渡され、労働教養所で断食によって迫害に抗議したため、暴力的に食事を強制注入され、食道が破裂した。林鳴立さんは海外法輪功学習者とカナダ政府の支援で、2003年4月、釈放された。

 以下はカナダの法輪功学習者・林慎立さんが記述した、弟が誘拐された経緯の詳細である。

 10月9日夜10時過ぎ、私の弟・林鳴立の家は突然停電した。当時ほかの近隣の電気はついていたので、鳴立は何かに感づいたようで、妻と一緒に外に散歩に出た。11時前後、戻る途中に団地で4人の男に囲まれ、2人が弟を捕らえ、もう2人が彼の妻を捕らえた。そして、彼らの家に押し入り、11時半から朝の2時半まで捜索し続けて家財を没収、その後、弟と妻を普陀区マカオ路派出所に連行した。

 国家安全警察は弟の妻に尋問し、朝になっても彼女を帰さなかった。彼女は我慢の限界に達し、ホールに出て警察の勝手な拘束に対して強行に抗議した。その時、弟の鳴立がちょうどホールに連れて来られたので、このことを伝えた。弟は警察に言った。「もしこれ以上妻を家に帰さなければ、私はここで死ぬ」。そして、彼は頭をコンクリートにぶつけ、顔中血まみれになった。
(注)警察は驚き、彼女を釈放した。その時はすでに午前10時を過ぎていた。

 10月11日朝、警察が弟の妻に弟の拘留証を届けに来た。番号は4001-051452、弟の罪名は法輪功宣伝用資料の製作で、拘留証上は「刑事拘留」と記入されていた。弟は現在普陀区看守所に監禁され、頭と顔の怪我は重傷だった。この情報を知った人は、彼に救援の手を差し伸べていただきたい。

(注:法輪功は殺生を厳禁しており、それは自殺や自損行為をも含む。常人の一部の方法は迫害に反対する作用はあるが、これは非常に危険であり、本当に命の危険を伴うことである。大法弟子として、自分が超常的な修煉者であることを常に忘れず、命を大切にし、常人の考えや行為を模倣してはならない)。

関連電話:
上海市公安局局長、政治法律委員会書記・呉志明の電話:+86-21-6372-3030
アドレス:上海市福州路185号 〒200002

普陀分局電話:+86-21-5280-9966
住所:普雄路39号、〒200063

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2005/10/15/112477.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/10/19/66040.html