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鄭洪軍さんは断食で誘拐に抗議、両親と娘が家で帰りを待つ(写真)

 【明慧ネット2005年10月22日】大慶の大法弟子・鄭洪軍さんが2005年9月23日、八百ジョン公安分局と鉄西会戦公安分局の警察に誘拐され、大慶市薩爾図看守所に不法監禁されている。彼は断食で迫害に抗議し、20日が経ち、命が危険となっている。11歳の体が不自由な彼の娘は毎日涙を流し、年寄りのお爺さんとお婆さんと一緒に父の帰りを持ちつづけ、苦しい日々を過ごしている。

大法弟子鄭洪軍さんを誘拐した大慶薩区会戦公安分局 体の不自由な娘の鄭妍旭さん お婆さんが歩けない孫娘を助ける

 鄭洪軍さん(男性、38歳)は、元黒龍江省大慶市乗風第二村の車修理工場職員である。邪悪が法輪功の弾圧を始めてまもなく、彼は不法に追跡され、数年間家を離れ、流浪しなければならなかった。2003年、彼の妻は苦しさに耐えられず、離婚し、幼いころから体が不自由で、知恵遅れであり、言葉を話せず、生活できない娘は、鄭洪軍が世話をするように判決された。

 鄭洪軍さんは収入がなく、退職金も妻に使い果たされ、彼は仕方なく残された部屋を賃貸し、それを娘の医療費に当てた。他の人と一緒に合法的にパソコンショップを経営したが、警察に妨害され、店の中の商品は警察に略奪された。

 2005年9月23日朝4時、八百ジョン分局と鉄西会戦公安分局は、合わせて3台のパトカー、20数名の警察で鄭さんの両親の家を囲んだ。警察は重要な案件の調査と偽ったが、鄭さんの家族はドアを開けなかった。警察が一時間かけてドアをこじ開け、中に入り込んだ。そのとき鄭さんは下着しか着ておらず、素足だったが、警察は彼の髪を掴み、殴りながら5階からビルの外まで降りた。鄭さんは「法輪大法はすばらしい」と叫んだ。近隣の人は「警察どころか、まるで強盗やごろつきだ。こんなにいい人を、誰にも恨まれなかったのに」とつぶやいた。兄弟が阻止しにきたとき、同じく警察に攻撃された。鄭さんの60すぎのお父さんは恐れてベッドに倒れた。元々健康だった65歳のお母さんは心臓病になった。

 鄭さんが誘拐されてから、11歳の娘が怖がって、睡眠が減り、泣いたり笑ったり、涙を流したりしながら自分の胸を叩き、「パパ、パパ!」と言い、毎日お父さんの部屋を見ては、「帰って、帰って」と泣いている。お爺さんとお婆さんが彼女を連れて息子を取り戻すために警察局に行った時、彼女は椅子をたたきながら「帰って、帰って!」と言った。

 八百ジョン公安分局と鉄西会戦公安分局の警察は「憲法」を公然と無視し、皆が見ている中で鄭洪軍さんを殴り、誘拐した。この行為は強盗と変わりはなかった。善悪は必ず報われる、これは天理である。

 犯罪者に言いたい。「自分と家族のために、すぐに犯行をやめてください。世界法輪大法学会は2005年10月9日に公告を出し、法輪功迫害に参加したすべての犯人を追査する。しかし、過ちを改めることを決心すれば、しばらくは追及せず、その後の行いを見ることにする、と発表した」。

 中国国内、世界中の正義な人々に呼びかけます。鄭さんが、両親と娘に早く再会できるように応援をお願いします。

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2005/10/22/112942.html