日本明慧
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【明慧ネット2005年11月1日】10月29日土曜日の午後、マンハッタンの中心・ユニオン広場で、ニューヨーク地区の法輪功学習者は集会を行い、国連難民の身分で米国に移住した中国の法輪功学習者・李偉勲さん(米国に親族はいない)が救援された件について、米国政府に感謝の意を表した。 1ヶ月前、第三国を転々として米国へ到着した李偉勲さんは、広場で国連難民事務所、米国政府の官吏らおよびいくつかの非政府組織に対して感謝の意を表した。そして涙を浮かべながら、法輪功を修煉し、「真善忍」を信仰するために、中国共産党に息も絶え絶えになるまで迫害され、幸せだった家庭も遠く離れ離れになり、身内は罪もないのに監獄の残虐な拷問を被ったという苦痛の経歴を述べた。 李偉勲さんは9歳の時、リウマチ、気管支炎、心臓病、脳血不足など多種の疾病に罹った。結婚、出産後に病状は更に悪化し、悲しみのあまり死を願った。1996年の春、幸運にも法輪大法に出会えて、修煉した後、彼女を30年余り苦しめた病気は消えてしまった。99年7.20、中国共産党が法輪功に対して弾圧を始めてから、李偉勲さんは3回陳情に行き、捕まった。2002年1月の初め、李偉勲さんは4回目の逮捕となった。彼女は残酷な拷問を受け続け、最後には手足が動かなくなり、言語能力を失い、摂食障害を起こし、重体に陥った。家族と救援者の懸命の救援により、中国医科大学第1病院で、警察による厳密監視下の治療を受けることが許可された。その間、数々の危険を乗り越え、関係者の助けで第三国に脱出した。その後、国連難民を申請した。 国際社会に、更に多くの関心を持つよう呼びかける。 集会で、李偉勲さんは米国政府、国会、および彼女を救援した非政府組織が、彼女およびそれ以前に受け入れられた他の法輪功学習者に対して基本的な生存の保障を提供し、この自由な土地で「真善忍」の信条が実践できることに感謝の意を表した。しかし、幾千幾万の法輪功学習者は、今なお国内で残酷な迫害を被っており、多くの人が彼女のように中国の隣国へ逃げており、まだ第三国の受け入れを待っている法輪功学習者がいると強調した。 米国政府、米国の民衆と国際社会が人類の良知と善念をしっかりと守って、更に法輪功の真相を理解していただいた上で、法輪功学習者に対する支持を更に本格化し、この残忍悲道な迫害を制止するよう、更に多くの国家と民衆が反迫害の動きに参加するよう呼びかけた。 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/11/1/113504.htmll) |