法輪功と米議員:胡錦濤と会見するブッシュ大統領に 信仰自由と迫害中止を要求
【明慧ネット2005年11月11日】(明慧記者総合報道)米国のブッシュ大統領がまもなく中国を訪問するにあたって、法輪功学習者は、中国指導者の胡錦濤に法輪功迫害をやめるようにブッシュ大統領に懇願した。複数のアメリカ国会議員は、大統領が胡に会見するとき、宗教信仰自由の問題で中国側と交渉するよう呼びかけた。
*胡錦濤に法輪功迫害をやめるよう、法輪功学習者がブッシュに懇願した
2005年11月10日付のワシントンポストの報道によると、米国の大学教授ラリー・リー(Larry Liu)氏がブッシュ大統領に、まもなく面談する胡錦濤に圧力をかけ、宗教信仰への迫害を停止するようよびかけた。劉教授は法輪功学習者で、中国では法輪功学習者が監禁と殺害されている。「我々はブッシュ大統領にこのシグナルを伝えて欲しい、彼に法輪功が迫害されている問題を提起させたいと思っています」と劉教授は語った。
法輪功学習者たちはホワイトハウス近くで記者会見を行い、17名の中国孤児が中国を離れアメリカに来ることができるように求めた。これらの孤児の両親は法輪功を修煉したため中国で迫害され死亡した。彼らはさらに8名の法輪功学習者の釈放を求めた、これらの学習者は長い刑を言い渡されている。
* 米国会議員「米政府は、中国共産党に繰り返し譲歩すべきではない」
アジア自由ラジオの報道によると、複数の「米国国際宗教自由委員会」委員が、国会ビル前で記者会見し、同委員会が公布した2005年国際宗教自由年度報告を討論し、ブッシュ大統領が中国を訪問するとき、宗教自由の問題で中国と交渉するようによびかけた。
同委員会の年度報告では、中国は、宗教の自由や良心の自由の面で非常に良くないため、中共を批判した。報告は中国を含む8カ国を「特別注意すべき国」と定めた。これで1999年以来、中国は「特別注意すべき国」に7回選ばれた。
報告によると、法輪功学習者は引き続き逮捕され、拘禁され、監禁されている、信仰放棄を拒否した人は監獄や労働教養所で惨い待遇にあった。報告ではさらに、チベットや新彊などの地区で、政府は依然宗教活動や祈りの場所を厳しくコントロールし、異なる意見や独立の主張を伝え広めたと政府が認識した人や活動に対して暴力で弾圧を加えているという。
共和党上院議員クリス・スミスは、「彼らが宗教信仰をもつ人を迫害すればするほど、中国政府(中国共産党,以下,中共)は、恥をかくことになる。国際社会は中共の宗教信仰の迫害への関心度を強めている。多くのユーロッパ諸国が、中共が宗教迫害を行っている事実に関心を持ちはじめている」と、指摘した。
米国の民主党議員で、国会少数派リーダーのナンシー・ペロシー氏が記者会見上で、米国政府は宗教自由の問題で、中共に譲歩すべきではない。過去1年間、中共は宗教リーダー、記者、知識人、インターネットとNGOへの監視など人々の思想自由、良心自由、宗教信仰自由などの権利を侵害した。これらは国際慣例に矛盾するばかりでなく、中国の憲法にも合っていない」と表明した。
もう一人の民主党上院議員トム・ラントス氏は、「中国の偉大な文化や文明、及び中国人が発展させた経済は、すべて中共によって絶えず破壊され、中国は、宗教や政治、および報道の自由などに関する影に覆われている」と、指摘した。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/11/11/114349.html)
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