日本明慧
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文/天津の大法弟子 【明慧ネット2005年11月6日】現在、依然として病魔に邪魔されている修煉者がおり、まだ一部の修煉者は師父に要求された三つのことをあまり重要視しておらず、病魔の現象に対してはっきり認識できず、旧勢力の按配を根本から否定することができていません。私はここに娘の体験を書き、皆さんの参考にしていただき、早く向上するよう願っています。文中の他の空間の様子は、事後に娘の口述により記したものです。 私の娘は、小さい時から多くの病魔にとりつかれ、治療するために家族は全財産を使い果たしました。96年に7歳になった娘は法を得て修煉し始め、間もなく全ての病気が消えて健康を取り戻しました。 99年7月20日以後、邪悪の弾圧により修煉環境を失い、娘は徐々に遊びに夢中になり、毎日テレビばかりを見て、法を学ばなくなり、煉功もせず、最後には修煉を放棄してしまいました。その後、消えた病気がまた元に戻ってきました。家族は彼女に引き続き修煉するように説得しましたが、彼女は『転法輪』と師父の説法の録音以外は、新経文もまったく読まないし、三つの事も全然しませんでした。 2004年11月、娘に重い症状が現れて、喘息のように息が苦しくなり床に伏せて、起きられず、飲み食いもできなくなりました。彼女は苦しみに耐えながら、いつものように師父の説法の録音を聴いていました。 その苦しい様子を見た私は「なぜ修煉をし、精進しないの?」と尋ねました。彼女は頭を下げたまま「私はどうして小さい時からこんなに多くの難に遭うの? 私の業力はそんなに大きいの? 息が苦しくてもう耐えらない。お母さん、私はこの身体を捨ててしまいたい」と言いました。私は「その考え方は間違っていますよ。大法弟子には使命があるの。考えてみなさい、師父はあなたにどれ程のことをしてくださったのか? そう考えるのは、師父に申し訳ないと思わないの?」と彼女を叱りました。彼女は自分が間違っていたと分かり、大声で泣き出しました。 昼ごろになると、彼女の息苦しさは一層強くなりました。しかも、時に熱が出たり、時に意識が朦朧となったりし始めました。私達は彼女に向けて正念を発しました。彼女は「あれら(旧勢力を指す)が大勢でここに来て、私を連れて行こうとしています。私は断りました。私は大法弟子なので、私には師父がいます」と言いました。 彼らは「とっくに決めていたことなのに」と話しながら、一つの黒いボールを娘の気管の中に置きました。娘はすぐに息が詰まったように苦しくなり、全身の力を振り絞って「滅!滅!滅!」と叫びました。この時、彼女は自分が死んだように感じましたが、こちらの体はまだ生きています。彼女は師父の説法の録音を流している録音機に顔を向けました。彼らは「そんなことをしても意味はないよ、録音を聞きながら連れて行くことに決まっているから」と言いました。娘は「私は行きません。私はあなた達の按配を認めません」と言いました。 すると、彼らは無数の光のような針を出して娘の全身の細胞を刺しました。彼女はひどい痛みで、汗びっしょりになって、耐えられなくなり、限界がきました。周りにいる数人の修煉者は一緒に正念を発し、師父の法像を持ち出して、師父に加持をお願いしました。すると、症状は大部緩和してきて、皆で一緒に彼女をベッドに上げました。 時間はすでに晩御飯を作る時間になっており、他の修煉者は家に帰って行きました。私もほっと一息ついたところ、突然、娘は「あれらがまた来た」と言いました。 前に立っている二人の男と二人の女は、剣を持って、娘に話しかけました、「ベッドから下りて! 下りると苦しみが無くなるよ」。私は慌てて「それらの話を聞かないで!それらはあんたを騙しているのだから」と注意しました。邪悪たちはさらに言いました、「寝なさい。あなたはすでに2日間よく寝ていないから、目を閉じて眠りなさい」。 娘はすぐ強い眠気に襲われました。私は正念を発しながら彼女の顔を叩いて眠らせないようにしました。娘は泣きながら「お母さん、お願い、私を眠らせて。もう我慢できない」と言いました。私は「眠らないで、眠れば邪悪のわなに嵌められてしまう」と彼女に注意しました。そして、私は急いで師父の法像の前に跪いて泣きながら「私たちは以前宇宙の中で何を誓ったのか、もう覚えていません。今、私と娘は改めて誓います。私達は旧勢力の按配を認めません。大法に損失を与えてはなりません。今までしっかり行なっていなかったことを、今後は、師父の教えに従って、しっかり三つの事を行なうように致します」と申しました。娘も泣きながら「師父、私は間違っていました」と言いました。このようにしてから、娘は息がすっきり通るようになり、意識もはっきりしてきました。 邪悪な者たちはまたやって来て、その体は大きく化けていました。娘が「私の体も大きくなるべきだ」と思うと、娘の身体の百脈が河川のように広くなり、身体もすごく大きく高くなりました。それから、西洋人女性の姿をした神様が現れて、法輪の上に立ち、鞭を持って、彼らを地獄に打ち落とし、さらに剣で串刺しのように彼らを突き刺したままで溶かしました。 彼らの中の頭領らしき人が「当初から決まっていたことなのに、今になって認めなくなって、自分の家の者がお互いに殺し合うようになってしまった。もし、あなたが自分の誤りを百個探し出したら、我々は退散する」と言いました。娘は「私は、認めません。今、私は大法弟子であり、師父の教えに従って行っているので、誤りがあっても、あなた達には関係がありません」と答えました。こうして、師父の慈悲ある加持の下で、邪悪は徹底的に解体されてしまいました。 娘の体験から、私は驚いて目覚めました。自分が精進しないことにより、旧勢力に隙に乗じられました。師父に言われた三つのことを真剣にやっていないことが、旧勢力の迫害に口実を与えました。旧勢力の按配を否定することは、口先だけで言うことではありません。一言一行のすべてを大法の要求、師父の教えに従って行なうことができて、初めて本当に旧勢力の按配を否定することができると私は分ってきました。 師父は『正念で黒い手を根絶する』という経文の中でこう言われました、「これ以上邪悪に隙に乗じられないようにし、人間の執着に妨害されないようにしてください。大法弟子が行うべきことをしっかり行い、最後の道をしっかり歩み、正念をもって正しく行いましょう」。また、『棒喝』の中で「危険が既にこのような人に近づいてきていることが師父に見えました。私は今回の迫害を含めて、旧勢力の按配を認めていません。しかし、法を正す中で刺激された旧い要素が遅かれ早かれ、このようにやることが私に分かっています」と我々に教えてくださいました。 これを読んで、娘は「師父の経文『棒喝』はまさに私のような精進していない学習者を棒喝しているのではありませんか」と言いました。私達はもう二度と師父の慈悲に甘えるべきではなく、この万古の機縁を失ってはなりません。正念を持って正しい行いをして、師父について家に帰れるように精進すべきです。 |