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甘粛省平安台強制労働矯正所での酷い拷問(一)(写真)

 【明慧ネット2005年11月20日】平安台強制労働矯正所は99年の7月20日以来、甘粛省の大法弟子が迫害を受けている主な場所の一つとなった。そこでは、すでに何百名もの大法弟子を監禁しており、多くの悪徳な警察官が麻薬中毒となった犯罪人と組み、法輪功の学習者に対し、睡眠を奪い、肉体労働を大幅に増やしたりしている。また、様々な拷問を行い、学習者たちの精神に苦痛を与えてきた。

 特に2003年4月下旬から、悪党はいわゆる「春雷アクション」の実施を始めた。平安台強制労働矯正所も悪党に従い、法輪功学習者に対して更なる酷い迫害を行った。三大隊隊長の鄧得生、指導員の徐万軍(徐はその後六大隊の隊長になったが、免職された)、中隊長の連進財、そして犯罪人たちを監視する韓喜明(現在六大隊十六中隊指導員となっている)は邪悪の手先となった。そして、体格の大きな麻薬中毒者を6人選ぶと、法輪功学習者の楊立創さん、孫為民さん、董洲さんなどに対して、残忍で人間性のかけらも感じられないような拷問を行った。董学洲さんは特に、連進財、韓喜明が唆した手先である白厳虎、孫為民、郭建進らは、3日間72時間も殴り続けた。董さんが迫害されて三日目、悲痛の叫び声があまりにも大きく、遠くまで響いた。董さんの叫び声が聞こえた鄧得生は、電話で「韓隊長、ここまで聞こえる。あいつの口をふさげ!」と怒鳴った。六大隊の極悪な警察官である李文輝も、「おとなしくしない人には、俺はいろいろな方法がある。お前らの布団の下に何枚か経文を入れれば、お前はここで更に半年延長される。もしくは、お前らを縛ってから十分間吊り下げても良い。これ以上の苦痛はないだろうな。」といつも言っていた。

以下は当事者の話によって再現した当時の迫害シーンである。

1.「掛ける」: 体を前に90度曲げて、両腕を上向きに真っ直ぐ伸ばして、同時に腕の内側を壁に寄せ、頭の後部を壁で支えるようにし、両足を真っ直ぐに伸ばす。この姿勢を10分間保つだけで、体がすぐ震え出して、両足両腕がかなり痛くなる。
拷問の実演

2.「広」: この拷問は極めて残酷だ。麻薬中毒者の話によると、10分間保てる人はいなかったという。まず、腕の内側を外向きにさせるように、両腕を180度外向きに捻って、そのまま両手を背中に回して縄で縛り、それから吊り下げられる。この刑罰を受けた学習者たちは死ぬほどの苦痛を味わう。この刑を何分間か受ければ、まず腕が動かなくなるという。腕が動くまで何ヶ月間もかかるが、傷が深刻であれば、手が不自由になる可能性さえあるという。
拷問の実演

3.「頭で受け支え合う」: ある一定の距離を保ったまま、二人の学習者を対面に立つようにする。立ったままの二人を前に傾けるように体を曲げさせる。二人の頭の間に一本の箸あるいは一本の鉄の棒を挟んで、落ちないように二人に支えさせる。もし、箸や棒が落ちたら、二人の学習者がすぐ激しく殴られるのである。数分間支えただけで、二人の学習者の頭からは血が出て、激しい痛みを感じるという。
拷問の実演

4.「くるぶしを敲く」: この刑は木の棒で法輪功学習者のくるぶしを叩くのである。叩かれた学習者のくるぶしは青く腫れて非常に痛いという。この刑を受けた後は、ゆっくりと歩けるまで何日間もかかるという。
拷問の実演

5.「首の筋を切る」: これは手で学習者の首の左をものすごい力で切ることである。このようにされると、首が動きにくくなり、食事ものみこみにくく、回復するまでニ、三日かかるという。
拷問の実演

6.「腰をたたく」: ①法輪功学習者を「掛ける」姿勢にさせて、刑罰を行う人は肘で何度も何度も学習者の腰を強く叩く。この刑を受けた学習者は立つことすら難しくなる。しかも、小便する時に血も出るという。
拷問の実演

②二人が両側で学習者の両腕を捻って持つ。更に学習者をひざまずくようにさせる。三人目の人が学習者の後ろから、ひざで何回も何回も学習者の腰に強く叩く。この刑を受けた学習者は立つことすらできなくなり、小便する時血が出るという。
拷問の実演

7.「関雲が大きな刀を背負う」: 肉体労働の仕事を終えなかった学習者はよくこの刑を受けたと言う。これは、一本の腕を上から背中に、もう一本の腕を下から背中に持ってきて、手錠で両手をかける。さらに、木の棒で尻を打つという。労働が終わって矯正所の寮に戻るとき、早く進行している列から少しでも離れると、すぐ足で蹴られてしまうという。
拷問の実演

8.「吊り上げる」: これは両手を手錠にかけられ、吊り上げられる。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/11/20/114796.html