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【明慧ネット2005年11月22日】(明慧記者総合報道)拷問に関する国連特別調査員マンフレッド・ノーワック氏は21日北京に到着し、拷問の問題についての調査に入った。アムネスティ・インターナショナルの職員は「宗教団体や法輪功学習者に対し、中国では拷問が日常的に行われている」と表明した。 米国RFA(自由アジアテレビ局)の報道によると、ノーワック氏は21日北京に到着し、二週間にわたり国連特別調査員の責任者として調査を行う予定になっている。 AP通信は「国連はこの10年間、特別調査員を派遣することを中国に要求しており、拘禁されている人々が拷問を受け、虐待を受けている事実調査の実施を望んでいた。今回ノーワック氏の中国訪問が実現し、この努力がやっと実った」と報道した。 アムネスティ・インターナショナル・アジア地区責任者のバーバラ氏は「中国(中国共産党=中共)当局による残虐刑は頻繁に行われており、その実態も極めて残酷なものである。我々は残虐刑を受けた者の証言を入手している。過去一年間の暴かれた事件から分析すると、死亡例の中には残虐刑の行使との関連性があると考えられる。一部の宗教団体や法輪功学習者を迫害するために、チベットや新疆などの地域で残虐刑が行われている」と語った。 英国BBCの報道によると、国連人権委員会報道官デアス氏は記者に「中国(中共)はノーワック氏に自由に人と交流することを認めたため、ノーワック氏は中国を訪問することに賛成した」と語った。今回の調査員の中国入りに関しては、ノーワック氏が選んだ人と面会し、希望する場所に自由に訪問できることを条件に挙げていたことをデアス氏はジュネーブで明らかにした。 ノーワック氏の前任者は、最初に予定していた訪問の時期を延長した。原因は、中国(中共)が彼の希望する刑務所施設の訪問を拒否したからだ。 明慧ネットでは、法輪功学習者に対する中共による拷問の事実を人々に伝えている。世界各地の法輪功学習者らもそれぞれの国で拷問の実演を行い、一千万人の中国大陸の法輪功学習者が残酷な迫害を受けている現実を人々に伝え、注目を集めている。 |