米大学研究結果:座禅が人を賢くする(写真)
【明慧ネット2005年11月23日】アメリカの雑誌『ニューサインティスト』2005年11月15日の記事によると、座禅は人を賢くし、脳の構造を改善できるという。
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座禅する法輪功学習者 |
アメリカ・ケンタッキー大学の研究チームは、10名のボランティアに対して、コンピューターのスクリーンに映像が出たらボタンを押し、その反応速度を見る「動作反応テスト」を行った。実験は、座禅・居眠り・読書・40分間の雑談をそれぞれ実行した後に行われた。通常、40分間の居眠りをすると人の能力が高まると言われているが、目覚めてから少なくとも一時間経たないとその効果は現れない。
今回実験に参加した10人は、ほぼ全員が座禅をするのは初めてだったが、座禅後、脳が直ちに活発な状態になることが研究の結果分かった。
研究チームの責任者、ブルース・オハラさんの話によると、すべての実験で座禅の優れた効果が実証され、徹夜後の座禅が特に効果的であるという。座禅が脳にもたらした効果のメカニズムについては、まだ謎が多いが、同研究チームは日常的に座禅を組む人を調査し、謎を解明しようとしている。
アメリカ・マサチューセッツ州の総合病院で、1〜30年の座禅経歴のある15人と、そうでない15人について、座禅が脳にもたらした影響について調査した結果、座禅が前頭葉の皮質、特に人間の注意力と感知能力を司る領域を厚くする効果があるという。そして、ミュージシャン・スポーツ選手・言語学者などは、脳のこの領域の皮質が厚いことが、これまでの研究で分かっている。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/11/23/115101.html)
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