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中国科学院電子学研究所:法輪功学習者・賈守新さんを洗脳

 【明慧ネット2005年12月3日】中国科学院電子学研究所の法輪功学習者・賈守新さんが不法に逮捕されてからすでに1ヶ月が経った。情報によると、この一ヶ月間、電子学研究所は洗脳センターに10万人民元を支給していたことが分かった。電子学研究所から毎日洗脳センターでの迫害を確認する人員を派遣するほか、中国科学院遠隔探査研究所の副書記・兪紀華は洗脳センターに長期に在住しているという。

 賈守新さんの父は、すでに息子が不法に洗脳されている状況を知っているのだが、いまだ電子学研究所に電話をしていないのは、研究所から息子の洗脳に協力するよう言われないためだとされる。現在、老人は毎日一人で生活を送っている。賈守新さんの母は2001年8月に病気を患い、賈守新さんは各地を放浪していたが、10月1日、電子学研究所は賈守新さんの家族を恐喝したため、賈守新さんの母は軽度なノイローゼになり、時間がたつにつれ病気も悪化し、2002年4月に死亡した。賈守新さんは娘が12月6日の5歳の誕生日に、プレゼントを贈ることなく逮捕され、娘は生まれてからまだ一度も父親から祝ってもらったことがないという。

 賈守新さんは2003年から不法に2年の労働矯正収容処分の実刑を処せられたため、大興区法制教育センターで5ヶ月に渡る絶食を続けた。団河労働矯正所で極めて小さな椅子に長期にわたって座らされる刑を受け、図書館で壁に面して直立不動の姿勢を7ヶ月間続ける刑を受けた。2005年8月23日に釈放された2ヶ月後の10月24日、いかなる法の適正手続きもなく、再び警察と中国科学院の関係者に拉致され、洗脳センターに拘禁されるようになった。

 情報によると、中国科学院の共産党委員は今回、賈守新さんを洗脳センターに拘禁させる主要な加害者である。共産党委員のメンバーには、何岩書記、項国英常務副書記、李培金副書記(同じく中国科学院遠隔探査研究所の書記)、劉松林副書記、孫建国らである。

 迫害参加者への警告:中国共産党の真の姿、および歴代運動における人道に反する歴史を見れば、いずれも悲惨な最期を遂げている。自分たちの未来を考え、迫害を停止し、共産党から脱退することで初めて自分を救えるのである。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/12/3/115707.html