日本明慧


北京朝陽区警察:学習者の家財を没収し一家四人を追い出した

 【明慧ネット2005年12月3日】北京の法輪功学習者・劉燕東さんは2005年11月に朝陽区の警察に家財を没収された。不法な警察は大家に劉燕東さん夫婦と二人の子供を追い出すように脅迫し、劉燕東さんに対して洗脳するなどと夫を脅した。

 2005年11月18日午前、北京の法輪功学習者・劉燕東さんは賃貸している住宅の登記をするようにという警察の嘘に騙されて派出所に行った。数時間たっても戻れず、携帯に電話を掛けても誰も出なかったが、やっと帰ったとき、同行してきた警察官は一切の捜査の許可証も提示せず捜査を開始した。大法書籍や真相資料を探し出し、また会社専用のパソコン、プリンターを没収した。もう一人の警察官はテーブルに置かれていた携帯電話を自分のポケットに入れようとしたが、劉燕東さんの会社の同僚に阻止された。

 劉燕東さんは警察に逮捕された後、派出所で何度も尋問されたが、彼女は警察に協力しなかった。深夜の3時になってやっと釈放され、自宅の生後3ヶ月の子供の面倒を見ることができた。しかし、警察は劉燕東さんの夫に保釈の手続きを取らせた。

 しかし、事件はここで終わらなかった。劉燕東さんが借りている住居およびオフィスは、地元望京街道事務所の派出所の管轄に属しているため、警察官たちは大家に対して、劉燕東さんは「党に反対し、革命に反対した罪」を犯しており、もう戻れないからと、即時、劉燕東さん一家を追い出すようにと脅迫した。劉燕東さんは、大家に面倒をかけないよう夫や子供二人と実家に移り住み、日常の業務用品はすべて友人の家に置き、会社の経営はすべて中断された。

 劉燕東さんが実家に引っ越して間もなく、地元望京街道事務所の610オフィスの関係者は劉燕東さんの夫に対して、劉燕東さんを強制的に洗脳センターに入所させると脅迫した。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/12/2/115664.html