迫害に抗議するため200日にわたって断食したが面会すら認められず
【明慧ネット2005年11月30日】遼寧省の法輪功学習者・孟桂秋さんは2004年4月に現地の公安に不法に3年間の強制労働教養を言い渡された。孟さんは迫害に抗議するために、すでに200日間にも及ぶ断食を行っている。彼女の親族は面会を一切禁じられており、とても心配している。
孟さん(51)は、溝ぼう子(地名・遼寧省)に在住していたが、彼女のことをよく知っている人たちは皆、孟さんは善良で、素直な人だと言う。しかし、このような「いい人」が長期にわたり不法で無残な迫害を受け続けてきた。
法輪功への弾圧に対して不服を述べるために、2000年4月16日、溝ぼう子の一部の学習者が北京へ上申に行った。その時、孟さんは行かなかったが、現地の公安局が彼女にいわゆる更生(洗脳)教育を行うためだと言って、2000元のお金をゆすった。2000年12月20日に孟さんが北京へ上申に向かったが、途中で公安に止められ、その後看守所に入れられた。家族は仕方なく、公安局に5000元の「融通費」を支払って、やっと孟さんは釈放された。
2004年4月2日、北寧公安局と溝ぼう子公安局とが合同で警官を大勢動員して孟さんに対する3日間の不法な監視を行い、その後、孟さんと夫を不法に拉致した(夫は後に釈放された)。人権などを一切失った孟さんは迫害に抗議するため断食を行った。しかし、警察は他の服役者を使って彼女に圧力を加えたり、強制的に鼻から食物を注入したりしていた。「暴虐」の言葉通り、彼女は歯が折れそうになって、無残な姿になった。断食して20日後、彼女は馬三家労働教養所に入れられ、3年間の強制労働を言い渡された。
馬三家労働教養所で彼女は強制洗脳・拷問などの人間性のない迫害を受けた。心配で親族が会いに行っても、労働教養所の警察はさまざまな言い訳をしてわざと面会させてくれなかった。孟さんは、自分は罪を犯していないと主張し、囚人服の着用を拒否し、所長の蘇境に手錠をかけられた。蘇は孟さんに向かって極悪に「法輪功を修煉しているとこうなるので。他の人にも見せつけるぞ」と叫んでいた。警官たちは彼女の髪の毛を掴んでベッドにぶつけたりして、殴打を加えた。ある日、孟さんが手錠をかけられ尋問用の小部屋に入れられたが、出てきたときに体がフラフラになって、痙攣を起こしていた。周りの人が「病院に運んだ方がよいのでは」と心配していたが、警官の謝成棟に拒否された。その後、状況がさらに悪化したため、やっと病院へ運ばれた。
孟さんの現状に関する情報は未だ不明である。
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/11/30/115511.html)
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