山東省長がドイツ訪問中、法輪功学習者が迫害を厳しく非難(写真)
【明慧ネット2005年11月26日】「こんなに寒い中、あなた達は本当に感心ですね」暖房が効いたパトカーから降りて来たドイツの警官は、身に沁みる冷たい風をこらえきれず体が震えていた。オーバーをちょっときつく締めて、正念を発している法輪功学習者達にこのように言った。
2005年11月23日、ドイツのバイエルン州の州都・ミュンヘンの王宮内に、州長がバイエルン州と関係のある山東省長・韓寓群を招待していた。王宮の外では、法輪功学習者たちが厳寒にもかかわらず、氷や雪に覆われた地で煉功し、正念を発して、中国共産党が山東省で法輪功を迫害していることを厳しく非難した。韓寓群と随行員たちが王宮の正門に到着した時、学習者たちは彼らに「法輪大法は素晴らしい!」 「法輪功への迫害を停止せよ!」と叫んでいた。
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法輪功学習者は極寒をものともせず迫害を譴責 |
1999年7月、中国共産党が法輪功に対して迫害を始めてから、少なくとも2,786人の法輪功学習者が迫害により死亡した。山東省だけでも281人で、全国の各省の中で第5位を占めている。
明慧ネットで初めて報道した死亡事例は、山東省招遠市の趙金華さん(42)であった。趙さんは法輪大法を修煉したため、1999年9月27日、張星派出所に誘拐され、10日後の10月7日、迫害により死亡した。またこの報道は全国で初めての、迫害により死亡した法輪功学習者の報道でもあった。当時、この報道は世界中で強い反響を呼び、中国共産党の暴行は正義を支持する国々と各国の善良な人々から激しい非難を受けた。
初めて、国外の記者によって詳しく報道された死亡事例は、山東省維坊市の大法弟子・陳子秀さん(59)であった。2000年2月21日、不法に拘禁されて5日後、彼女は政府の官吏に無残にも打ち殺された。「ウォール・ストリート・ジャーナル」の記者・イラク-ジョンソン氏はこの文章や、また一連の法輪功について報道した文章により、2001年度の報道界で有名な「ピューリツァー賞」を獲得した。
中国共産党が法輪功の迫害を始めてすでに6年経過した。山東省の省長も呉官正から韓寓群に交代したが、迫害は相変わらず停止していない。
今月だけでも、明慧ネットの山東省の法輪功迫害に関する報道は大変長いので、数例のみ挙げる。招遠の王淑華さん、聊城の陽谷県の馬文竜さん、于伝启さん、維坊市の梁春艶さん、荏平県の李慶梅さん、劉桂芳さん、崔鳳蘭さん、周華君さんが誘拐され、姚桂敏さん、白佳珍さん、文登市宋村の于正紅さんと韓玉生さんが迫害され死亡した。
甚だしきに至っては、韓寓群がドイツを訪問する当日の明慧ネットの報道の中に、山東省の法輪功を迫害した実例もあった。2005年11月始め、山東省シ博市桓台県の610ボスは、市の610事務所に学習者の洗脳班を迫害させるために、索鎮前畢村の警官・邢延涛などを派遣し、人数を満たすためだけに、60数歳の年寄りのル永志さんを拉致して、シ博市の洗脳班へ送った。
このように様々で、法輪功学習者は王宮の表門で、山東省の官吏に、直ちに法輪功を迫害することを停止し、さもなければその犯罪行為に必ず責任を負わなければならないと伝えた。韓寓群の一行は宴が終わった後、正門から出て来なかったが、たとえこのようにしても、彼らは依然として裏門の外にいた法輪功学習者に出会ったのである。学習者達は彼らから数メートルしか離れていない所から大声で「法輪大法は素晴らしい!」「法輪功への迫害を停止せよ!」「江沢民を法律に従って処罰せよ!」と叫び、多くの人々は驚いていた。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/11/26/115235.html)
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