国際人権デー:カナダ法輪功学習者は中国大使館・領事館前で迫害を暴露
【明慧ネット2005年12月12日】(明慧記者葉霊輝、英梓報道)12月10日の国際人権デーに、カナダの法輪功学習者は駐オタワ中国大使館および駐トロント領事館の前で中共の法輪功に対する6年におよぶ迫害を抗議した。
百名ほどの法輪功学習者がカナダの首都オタワ、および大都市トロントの駐カナダ中国大使館・領事館前で、6年間の中共の迫害によって亡くなった2792人の法輪功学習者を追悼した。同時に、中共の法輪功学習者に対する6年におよぶ人権迫害を抗議した。
57年前の12月10日、「世界人権宣言」が国連会議で採択され、公布された宣言である。「宣言」の前文では次のように述べている。「人権の無視および軽侮が、人類の良心を踏みにじった野蛮行為をもたらし、言論および信仰の自由が受けられ、恐怖および欠乏のない世界の到来が、一般の人々の最高の願望として宣言されたので、人間が専制と圧迫とに対する最後の手段として反逆に訴えることがないようにするためには、法の支配によって人権保護することが肝要であるので、諸国間の友好関係の発展を促進することが、肝要であるので、・・・・・・」。
「宣言」は「すべて人は、生命、自由および身体の安全に対する権利を有する」、「何人も、拷問または残虐な、非人道的なもしくは屈辱的な扱かいもしくは刑罰を受けることはない」、「すべて人は、憲法または法律によって与えられた基本的権利を侵害する行為に対し、権限を有する国内裁判所による効果的な救済を受ける権利を有する」と明言している。
中国も「世界人権宣言」の締約国であるが、過去6年間、国連人権団体、アムネスティ・インターナショナルなど国際人権団体は、中共の法輪功団体に対する人権迫害を大量に暴露してきた。
トロントの法輪功学習者であるジョ・チェフカさんは当日の活動の中で、次のように述べている。「過去6年間、アムネスティ・インターナショナル等国際人権団体が記録に残した資料が表明したように、中共が法輪功団体に対する人権迫害は中国における最大の人権迫害事件となっている。中共政府は法輪功学習者に対して、悪質な宣伝を行い、100を超える残酷や刑罰を使用している。女性学習者に対する性的侵犯、強制中絶および電気ショックなどをも含む」。「中共は法輪功に対する迫害を不断に隠ししているにもかかわらず、これまでの情報によると、この迫害は段々とエスカレートしている。過去の数ヶ月間、800人余りの法輪功学習者が迫害により死に至った案件を暴露した」。明慧ネットの報道によると、2週間ほど前、河北省タク州市東城坊鎮派出所では、警察による女性法輪功学習者に対する強姦事件が発生した。
ジョ・チェフカさんは、このような中共の暴行を見逃し、沈黙をもって中共との貿易を交換する行為をやめさせ、このようなことは結局自己もこれらのような暴行の同犯者にもなるとカナダの国民に呼びかけた。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/12/12/116330.html)
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