夫は進退きわまり、暴行を受けた韓玉芝さんは行方不明

　【明慧ネット2005年12月13日】2005年11月24日、河北省タク州市東城坊鎮西瞳村の法輪功学習者・韓玉芝さんは警官に家で連行され、翌日派出所の凶悪な警官・何雪健の暴行を受けた。現在は行方が分かっていない。聞いたところによると、彼女の夫・劉建増さんは死ぬまで戦う勢いで、正義を取り戻しに行った。そして、事件を届け出た。しかし、彼はタク州市公安局の局長と関連する責任者に、情で頼みこまれて折れた。劉建増さんが公安局と村鎮の行政人員が設けた宴会に参加した後で、韓玉芝さんは悲しみと憤りを感じ、黙ってこの場を去った。

　次は事情を知っている者が調べたいくつかの情況である。彼らは強姦された韓玉芝さんのために正義を取り戻すことを望んでいる。

　2005年11月25日、河北省タク州市東城坊鎮派出所の警官が、連続して二人の法輪功学習者を強姦した事は、現地で急速に広く伝わり始めた。ここ何日かで、私達は法輪功学習者が配った宣伝ビラを見た。更に海外からそのような電話を受け取った人もいる。私の親戚は被害者・韓玉芝さんの夫の友達で、彼から被害者の情況、およびこの事が彼女の夫・劉建増さんに対する重大な打撃だということを耳にした。同情から、私の知っている情況を世間の人に公表する必要があると思う。更に詳しい正確な況は引き続き収集し整理しなければならない。より多くの人々がこの事に関心を持つよう望んでいる。

　韓玉芝さんは法輪功を学んでいることを告発されたため、11月24日に本村の5人の法輪功学習者と一緒にタク州市東城坊鎮派出所まで連行された。25日午後、警察の服を着ていた悪徳な何雪健に強姦された。凶悪な警官・何雪健は先に劉季芝さんを強姦したが、この事は法輪功の宣伝ビラの上ですでにはっきりと書いてある。実際に、韓玉芝さんが派出所に連行された当日の夜、この禽獣は彼女を狙った。夜に6人が当番室に拘束された時、何はその他の5人の背を壁にし、韓玉芝さんをテーブルの上に座らせて、背後から韓玉芝さんを抱き、みんなの前でわいせつな行為をした。劉季芝さんを強姦してから、まだ獣性の残された何は、更に韓玉芝さんを彼の寮まで呼び、引き続き彼女を強姦した。私はこのような話を耳にした。何雪健は韓玉芝さんに下半身を露わにさせて、彼の前で行き来するよう強要した。その間、警官・王増軍はずっと別のベッドの上で横たわって、その粗暴な行為を制止しようとさえしなかった。

　25日の午後、韓玉芝さんの夫・劉建増さんは親戚と友達を説得してようやく3000元集めて、警察に支払ってから、韓玉芝さんは釈放された。韓玉芝さんを迎えにいき、彼女をなぐさめるために、夜は他の人と一緒に食事をした。席上で、韓玉芝さんは悲しみ憤りながら彼女が警官の何雪健に強姦されたことを言った。 

　劉建増さんはそれを聞いた後、10分間ほど意識がどこかに行っていた。皆の前で本当に面子がなくなった。彼が信じられなかったのは、この事は意外にも白日の下で派出所の中で発生した。その上この種の極悪非道な禽獣のような事を行ったのは警官であったのだ！　聞くところによると、彼は家に帰った後1晩中ずっと寝むれなかったそうだ。翌日、劉建増さんは包丁を持って派出所へ行き、犯罪者の何雪健を追って殺したかいほどだった。それから韓玉芝さんの下着のシャツ、ズボンと派出所から奪い取ったシーツを持ってタク州市公安局に事件を届け出た。 

　劉建増さんは我慢できないほど悲しみ憤った。死んでも戦っていく勢いで、もし満足できる説明をしてくれなければ、正義を取り戻すことができなければ、彼は命をかけるつもりだった。タク州市公安局の局長は事を大きくしないよう何度も彼に頼んだ。そして、劉建増さんは3つの要求を出した。相手側はすべて承諾した。3000元の罰金もおとなしく劉建増さんに返した。こうなればなるほど、劉建増はますます怖くなる。なぜならたくさんの友人は彼に、共産党が最も悪辣な手法とは「事後、一定の時間を置いてから復讐する」と教えたからである

　劉建増が最も不安に思っているのは、今裁判において自分は勝訴となったが、もしこれらの人たちが今後自分に復習したらどうすればいいだろうか？　結局のところ、派出所の所長及び関係者の委託や許しを請う中で、彼はますます軟弱化していった。劉建増さんが公安局と村鎮行政人員が設けた宴会に参加した後で、韓玉芝さんは悲しみ憤り、その場から黙って去っていった。今にいたるまで音信がなく、行方不明で、生死は不明である。

　災難は相継いでこの素朴でまた貧困な農家の人の身に落ちた！数日前、劉建増さんの悲憤な話を耳にした。「この事の正義を取り戻すことができなければ、私はどのようにして人に会えるのだろうか？玉芝さんは今も依然として生死は不明で、私もこの後半生を生きていくつもりはない。しかし私の3人の子供をどうしたらいいか。彼らはお母さんの境遇を耳にしたらどう思うだろうか？私にいくらお金を与えてくれたらこの損失を償うことができるだろう？」 

　報道によると、強姦事件が発生した後で、派出所は何雪健の年齢はあと3日で18歳になると偽って称した。しかし公安局の人は知っているが、すでに派出所で4年間勤務している何雪健は18歳になっていなくても、人をごまかすことができない。今更大きなうそをつき、何雪健は警官ではなく、共同防衛のメンバーや保安であるなどと言っている。

　私は劉建増さんの苦境を悲しく思う。私はこの悲惨な社会の一番下で生活している劉建増さん、韓玉芝さん一家にたいへん同情している。ここで、私は世間の人達も彼らの家の悲惨な境遇に少し関心を持つよう望む。あれらの権力部門に、まだ正義感のある人々は、韓玉芝さんのために正義を主宰することができるよう望む。私も信じる。天理は明らかで、善悪には報いがある！


（中国語：http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/12/13/116453.html）