日本明慧


米ワシントンDC、タイ警察当局の暴行を抗議する集会を開催(写真)

文/ワシントンDC大法弟子

  【明慧ネット2005年12月16日】2005年12月15日、ワシントンDCの法輪功学習者は、タイ駐米大使館の前に集まり、国際人権日に当たる12月10日にタイの警官が中国駐タイ大使館の前で抗議している法輪功学習者に対して加えた暴行に対し抗議する集会を開いた。
タイ駐米大使館前での抗議集会

 12月10日、タイの法輪功学習者は、中共の悪徳警官何雪健が中国国内で二人の女性法輪功学習者をレイプした事件を抗議するため、バンコクにある中共大使館の前に集まり、通行人に真相のチラシを配ったり、真相を伝えたりして、法輪功への迫害を停止するように呼びかけた。正午の頃、中国大使館の圧力で数十名のタイの警官が現れ、法輪功学習者の荷物を強制捜査したり、横断幕を奪い取ったりして学習者に被害を加えた。

  また、12月14日にタイの警官は、タイの学習者に「今後中国大使館に抗議すれば、抗議者を逮捕する」と脅かし、同日タイのバショウで警官は法輪功の真相資料を配る学習者の張孟業さん、羅慕欒さん、賈亜川さんを強制に連行した。

  張孟業さんは、広東のある電力学校の講師で、清華大学出身の胡錦涛中国国家主席とはクラスメートだった。張さんは2000年1月14日に不法に逮捕され、広州市の第1労動教養所で2年余りの強制労働を言い渡された。そこで彼は3日間も同じ姿勢で木の上で手錠をはめられていた。2002年5月18日、張さんは再び、法輪功取締り本部(通称610弁公室)に広州市の黄埔洗脳班に連行され、強制的に洗脳を受けさせられ、そこで何度も逆さまに吊り上げられた。また、トイレの便器に頭を押さえられて便器の水を飲ませられた。張さんは2005年11月11日にやっと中国を脱出することに成功した。

  タイ駐米大使館の前で開かれた抗議集会で、二人の学習者はタイの大使館に入り、大使館職員に「転法輪」と「九評」などの真相資料を手渡し、中共による法輪功への迫害の真相を伝えた。この職員は、先日他の法輪功学習者に渡された資料をすでに読んだと言い、そして今日の抗議集会の写真と資料をタイの外交部に渡すと約束してくれた。また、「タイは仏教を信奉する国家で、中共は無神論を唱えている。法輪功を迫害するため、タイの政府に中共はどんな嘘でもつくだろう。もし中共の嘘を信用し、ひいては中共の法輪功学習者への迫害に協力するならば、その応報を受けるだろう。このことは決してタイにはよくない」と学習者は説明した。大使館職員は学習者の話に理解を示した。

  今回の集会で、タイ駐米大使館に対し、法輪功学習者は、直ちに拘留された3人の法輪功学習者を釈放し、「九評」を読み、中共の邪悪な本質を認識し、中共の嘘を見抜き、中共の圧力に屈せず、中共の法輪功への迫害を制止することに協力することを求めた。

  抗議集会の間、ひとりのタイ人風の通行人は、学習者が掲げた横断幕を読んだ後、学習者に親指を立て、励ましてくれた。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/12/16/116678.html

(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/12/17/68011.html