日本明慧
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文/イギリスの大法弟子 【明慧ネット2005年12月6日】アムネスティ・インターナショナルは2005年11月30日、イギリス・ロンドンのアジア・アフリカ学院で「女性に対する暴力を停止する」と題したシンポジウムを開催した。主催者に法輪功学習者・莫正芳さんが招請され、かつて中国で法輪功の修煉を続けたために中国共産党の迫害を受けた自らの経験を語ったほか、同時に会の中で「真善忍国際美術展覧」の芸術作品を展示した。シンポジウムの来賓は迫害の真相を理解した後、全て連署の請願書に署名し、国連人権委員会に対し、中国で迫害を受けている法輪功学習者の救援に協力するよう要請した。
法輪功学習者・莫正芳さんは彼女の自らの体験を参加者に聞かせた。中国の多くの女性法輪功学習者は中国共産党の不法で残酷な迫害を受けており、各種の拷問、性的侮辱、性的虐待、さらには強制的な堕胎を受けている。彼女もかつて妊娠8ヶ月のときに公安に無常にも殴る蹴るの暴行を受けた。1999年12月、イギリスに居住していた莫正芳さんは香港の法会に参加し、3人のイギリスからの学習者とともに、世の人に迫害の真相と大法のすばらしさを理解してもらおうと、北京に陳情しに行った。しかし、旅館で横断幕を準備していたときに、突然公安がドアを壊して押し入り、彼ら全員を逮捕した。彼らが座禅を組んでいたとき、公安は妊娠8ヶ月の彼女の体を顧みもせずに、彼女の足を殴り、蹴った。そして彼女を北京のある留置所に一週間拘留した。 彼女はシンポジウムの参加者に向けて発言した。「実は、中国共産党の女性法輪功学習者に対する迫害は極めて悪質です。たとえば、妊婦に対する迫害など。中国には、妊娠している女性を強制労働させてはいけないという法律がありますが、多くの妊婦は強制的に堕胎されてから再び労教所に入れられています。さらには、妊娠している女性は労教所の中で過酷な肉体労働によって流産してしまいます。7,8ヶ月の妊婦もそれを免れることはできませんでした」。 「法輪功の友」によって、会場には「真善忍国際美術展」の一部の作品が展覧された。中には迫害の真相を描いた「吊るし刑」や、「婦女に対する迫害」、そして法輪功学習者が真相を広め、正義を呼び起こす「蓮心」などの作品があり、学習者によってそれぞれの作品の由来とそれにまつわる物語が紹介された。会場を通りかかった学生たちも足を止めて作品を鑑賞し、多くがシンポジウムの参加者とともに請願書に署名し、さらに大法と絵画展の資料を受け取った。 ある参加者は次のように言った。「アムネスティ・インターナショナルのポスターにもあるように、婦女に対する暴力は人類の歴史上、最大の恥辱です。今日、中国共産党の婦女、そして法輪功学習者に対する、辛抱できないほどの迫害を知り、このような迫害が一刻も早く終わるように願っています」。 今回のシンポジウムは主にアジア・アフリカ学院の学生会とアムネスティ・インターナショナルが協力して世界中で行われている「婦女に対する暴力を停止する」活動の一環として行われたもの。16日間にわたって世界中で行われた活動は、12月10日の国際人権デーに幕を閉じた。 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/12/6/115948.html) (英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/12/11/67790.html)
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