アルゼンチンの法輪功学習者 殴打犯人を起訴(写真)
【明慧ネット2005年12月18日】(明慧記者=蘇青)2005年12月14日、法輪功学習者らはアルゼンチンの国会前で羅幹率いる中共代表団に抗議する際、中共大使館が派遣した暴徒による殴打を受け、横断幕と真相パネルを奪い取られた。現場には警察もいたが、これらの暴徒の行為を阻止することはなかった。情報によれば、彼らはこれらの暴徒を阻止してはならないとの上層部の命令を受けたと言う。12月16日、暴行に遭ったアルゼンチン法輪功学習者はAlejandro Cowes弁護士を通して第8法廷に殴打にかかわった当事者および事件を傍観しながら職務を果たしていない連邦警察を相手取り、訴訟を起こした。
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アムネスティ・インターナショナルが記者会見。左:アルゼンチンアムネスティ・インターナショナル理事長pablo氏 marsal氏 中: 弁護士alejandro cowes氏 右:被害者の法輪功学習者 |
*中共の暴徒がアルゼンチンで暴れる
1999年以来、法輪功は中国大陸でずっと中共の迫害を受けている。2005年12月13日、ちょうど中共政治局常務委員で、法輪功迫害の元凶の一員である羅幹がアルゼンチンを訪問した際、現地の法輪大法学会は「集団虐殺罪」および「拷問の罪」で羅幹を連邦裁判所に提訴した。翌14日、アルゼンチン国会の前で法輪功学習者に対する中共暴徒の殴打事件が発生した。
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2005年12月14日、羅幹がアルゼンチンに到着した際、中国大使館が派遣した暴徒らは抗議中の法輪功学習者に暴行を働いた。赤い服と白い服を着用している男らが当事者。首には緑色の名札をかけている。(撮影:Carlos Carbone) |
事件が発生した時、羅幹はアルゼンチン副大統領と会談するため国会に向かっていた。法輪功学習者らは国会広場で横断幕を広げ抗議を行い、前日の羅幹に対する提訴の情報と彼が行った犯罪行為を国会議員に伝えた。そのとき、中国大使館が雇ったと見られる暴徒らが法輪功学習者の持っている横断幕や真相チラシおよび私物を奪い取った。暴徒らは理性を失いメディアのカメラがあるにもかかわらず、気が狂ったかのように法輪功学習者に暴行を加えた。周りのアルゼンチン人が見かねて阻止しようと試みたが、同様に殴打され、出血した人まで出た。
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現場にいたアルゼンチンの人が暴徒を阻止しようとしたが同様に殴られた。殴られ出血した人もいる。(撮影:Carlos Carbone) |
現場には警察もいたが、暴徒らの行為を阻止しようとはしなかった。情報によれば中共の暴徒を阻止してはならないとの上層部の命令があったという。
今回の中共暴徒による法輪功学習者に対する悪質な事件の直接的な犯人は中国大使館と手を出した暴徒であり、その舞台裏に隠れている真の元凶は中共の権力層に居座る江沢民集団の残余勢力である羅幹にほか無い。
羅幹は中共中央政治法律委員会の書記兼610オフィスの頭目として、ここ数年来直接法輪功に対するデマや誣告を画策し、政治資本をかき集めるため、彼は気が狂ったように法輪功学習者を虐殺した。億に上る修練者の家庭が巻き添えにされ、脅迫を受け、恐喝され、数え切れない家庭が悲劇に見舞われ冤罪を覆った。羅幹は一手に政治・法律の機関を操縦し、国家のマスコミを利用し、天地を覆い隠すような虚言を作り出し、法輪功学習者に対し極力歪曲、醜悪かして人の心を乱し、全国範囲の広面積で法輪功学習者を不法逮捕・拘禁し、残忍非道な迫害を加えてきた。
江沢民の引退後、羅幹は引き続き法輪功への迫害を行った。2005年、法輪功学習者に対する新たな逮捕劇を始め、迫害致死の事件が相次いで発生しており、中には極めて悪質な事件も多数ある。しかも羅幹が行くところには、必ず迫害が発生している。
*アムネスティ・インターナショナルは法輪功を支持
初めの頃、この暴力事件に対し、アルゼンチンのメディアはミス報道を行った。例えば、抗議者が一方的に暴行を受けたこの暴力事件を、異見を持つ二つの中国人グループのお互いの暴行事件であると報道した。これに対し、アムネスティ・インターナショナルは16日午後記者会見を行い、メディアにこの事件の経由を明らかにした。同時にアムネスティ代表は、集団虐殺の犯罪行為に参与した人間がアルゼンチンに来て警察を指図して法輪功学習者に暴行を働いたことは決して容認できないと述べた。彼は現場にいた目撃者の話を引用し、「ここはアルゼンチンであって、共産党の中国ではない」と強調した。
アムネスティ・インターナショナルアルゼンチン理事長のPablo Marsal氏は、記者会見の中で次のように述べた。「アムネスティ・インターナショナルは一向にして法輪功を支持している。彼らがアルゼンチンで被害にあったのも今回が初めてではない。アムネスティ・インターナショナルの毎年の報告の中には中共が行った異なる社会団体と信仰団体に対する人権迫害が記述されている。特に驚いたのは、私たちは2回目にしたが、アルゼンチンの国土で、中共政府とかかわりのある人たちが全世界が公認している平和的な信仰団体に対して攻撃を行ったことである。しかも事件が発生した場所は国会の前である。だからこそ、さらにこの事実を受け入れがたい。我々はアルゼンチン政府がこの事件を調べることを望む。この事件は多くの人権組織の関心を引き起こしている。目下、法輪功側はすでに犯罪者に対し訴訟を起こしている。他国の政府関係者はすでにアルゼンチンの主権を侵害しており、このようなことは今後発生してはならない。もちろん、中国で何が発生しているのかは考えてみると分かることである。このような迫害はすでに他国である、わが国——アルゼンチンにまで及んでいる。しかしわが国は人権を擁護することを誇りにしている国である。」
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2005/12/18/116768.html)
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